2008年02月13日
野口健さん
野口健さんに「植村冒険賞」
清掃登山を評価

二〇〇七年に優れた冒険をした人に贈られる「第十二回植村直己冒険賞」に十二日、中国側からのエベレスト登頂に成功し、山に残されたごみを回収する「清掃登山」にも取り組んだ登山家の野口健さん(三四)=東京都世田谷区=が選ばれた。
野口さんは、一九九九年にネパール側からエベレストに登頂。昨年五月、中国側からの登頂にも成功し、日本人で八人目とされる両ルートからの世界最高峰制覇を成し遂げた。二〇〇〇年からはエベレストや富士山などのごみ回収に取り組んでおり「登山家の実績と環境に目を配った活動」が評価された。
野口さんは、東京都内で開かれた発表式で今後も清掃登山などに取り組む意欲を示した。
(静新平成20年2月13日(水)朝刊)
清掃登山を評価

二〇〇七年に優れた冒険をした人に贈られる「第十二回植村直己冒険賞」に十二日、中国側からのエベレスト登頂に成功し、山に残されたごみを回収する「清掃登山」にも取り組んだ登山家の野口健さん(三四)=東京都世田谷区=が選ばれた。
野口さんは、一九九九年にネパール側からエベレストに登頂。昨年五月、中国側からの登頂にも成功し、日本人で八人目とされる両ルートからの世界最高峰制覇を成し遂げた。二〇〇〇年からはエベレストや富士山などのごみ回収に取り組んでおり「登山家の実績と環境に目を配った活動」が評価された。
野口さんは、東京都内で開かれた発表式で今後も清掃登山などに取り組む意欲を示した。
(静新平成20年2月13日(水)朝刊)
2008年02月13日
後藤全弘氏:沼津商議所会頭
沼津商議所会頭:後藤全弘(ごとうかねひろ)氏(75)
「マイスター制度」設立
ー県東部のコンベンションビューローの会長に就任されました。現在の活動状況と目標を聞かせてください。
「全国のビューローが集まる大会や東京で開かれたファルマバレープロジェクトの成果発表会に参加し、活動のPRを進めている。今後は沼津駅北口へのコンベンション施設の設置へ向けて県と連携するとともに、富士山静岡空港も積極的に支援し、東部での大規模会議などを実現したい」
ー沼津の中心地活性化のために必要なことは何でしょうか。
「歩行量の減少などの現状を重く受け止めなければならない。市が策定作業を進めている新たな中心市街地活性化基本計画が夏にも国の認定を受けると、推進役となる協議会での議論が本格化することになる。地域住民が主体となり、自分たちの中心地をどのようにしていくかという幅広い視点で、活性化策を考えるべきだと思う」
ー昨年の技能五輪はどのような効果を地元にもたらしましたか。
「多くの来場者が集まり、本当に驚いた。沼津でも大きなイベントを成功させられるーという自信が関係者にも生まれたのではないか。商議所としては大会を記念した『マイスター制度』の設立準備を進めている。幅広い世代にものづくりの魅力を伝える役割を担ってもらうことで、大会の遺産を残していきたい」
(静新平成20年2月13日「熱き地域人」)
「マイスター制度」設立

「全国のビューローが集まる大会や東京で開かれたファルマバレープロジェクトの成果発表会に参加し、活動のPRを進めている。今後は沼津駅北口へのコンベンション施設の設置へ向けて県と連携するとともに、富士山静岡空港も積極的に支援し、東部での大規模会議などを実現したい」
ー沼津の中心地活性化のために必要なことは何でしょうか。
「歩行量の減少などの現状を重く受け止めなければならない。市が策定作業を進めている新たな中心市街地活性化基本計画が夏にも国の認定を受けると、推進役となる協議会での議論が本格化することになる。地域住民が主体となり、自分たちの中心地をどのようにしていくかという幅広い視点で、活性化策を考えるべきだと思う」
ー昨年の技能五輪はどのような効果を地元にもたらしましたか。
「多くの来場者が集まり、本当に驚いた。沼津でも大きなイベントを成功させられるーという自信が関係者にも生まれたのではないか。商議所としては大会を記念した『マイスター制度』の設立準備を進めている。幅広い世代にものづくりの魅力を伝える役割を担ってもらうことで、大会の遺産を残していきたい」
(静新平成20年2月13日「熱き地域人」)
2008年02月13日
山口伸之さん
山口伸之(やまぐちのぶゆき)さん:松崎町
「さくら葉金目鯛」で知事賞

ー商品を開発しようとしたのはなぜですか。
「松崎町が全国一の生産量を誇る桜葉の塩漬けと、伊豆特産の金目鯛を使った名物を作りたかった。桜葉の風味付けが難しく、開発に二年間かりました」
ー特徴と受賞の感想を聞かせてください。
「焼くと桜葉のほんのり甘い香りが楽しめ、冷めてもおいしく食べられるのが特徴です。真空パックで冷凍すれば二、三カ月は保存できる。正直、知事賞を取れる自信はなかったですが、本当に良かったです」
ー今後、どのように売り出していきますか。
「今回の受賞を機に、他地域への販路拡大を目指したいです。そして、松崎や伊豆の名前が多くの場所で広がっていけばうれしいですね」
◇
東京のすし屋で修業をした経験もある。
(静新平成20年2月13日「この人」)