2010年10月28日

塚脇 洋(つかわきよう)氏(48)

 沼津東急ホテル総支配人
 塚脇 洋(つかわきよう)氏(48)
 商店街盛り上げ後押し


塚脇 洋(つかわきよう)氏(48)
 ーホテル業界を取り巻く県東部の現状は。
 「低価格帯のホテルが増え、全体の供給数は増加した。景気悪化も相まってビジネス客の需要は伸び悩み、客室ビジネスは依然厳しい状況。日帰り圏内の都心からの観光客の囲い込みが重要。ブライダルビジネスでは、沼津・マリーナや沼津御用邸を活用した結婚式プランなどホテル稼働率を上げるため、地域の特性を生かした独自の取り組みが大切」
 ー外国人観光客など新たな顧客開拓の展望は。
 「中国や韓国などからの観光客数も徐々に増加している。富士山を一望できる景色はもちろん、沼津魚市場でマグロなどの競りを間近で見学できるツアーは大変な人気を博した。観光資源が豊富な県東部の可能性を強く感じた。料金設定や国家間の関係が客足への影響を受けやすい分、二ーズや情勢をしっかり見極めていきたい」
 ー県東部の活性化に重要なことは。
 「沼津市内の商店街の会合などに参加し、市民の"沼津を盛り上げよう"という意識の高さを肌で感じた。大規模なイベントは難しくても、特産品を生かしたB級グルメの開発など地道な取り組みが大切なのでは。港も巻き込んだ商店街の活性化が町の元気につながる。花火大会や祭りなど人々を引き付けるイベントにも積極的に参加していきたい」
 【沼津東急ホテル】1997年開業。客室は全136室で、宴会場やレストラン、チャペルを備える。平日はビジネス、週末はレジャーを中心に利用客を獲得している。沼津市上土町。
(静新平成22年10月27日「熱き地域人」)


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Posted by パイプ親父 at 11:59│Comments(1)熱き人たち
この記事へのコメント
リバーサイドホテルに変わって淋しく思います。貴殿にとって沼津は暖かで穏やかな思い出の地となる事を願っています
Posted by トモ at 2011年11月10日 23:46
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