2017年02月28日

2017年02月22日

2017年02月22日

2017年02月15日

平川知宏氏「ふるさと島郷史」編集

平川知宏氏


「ふるさと島郷町史」を編集した
 平川知宏さん(ひらかわ ともひろ)(沼津市)
 沼津市島郷地区の17世紀後半から現在までの変遷をまとめた「町史」(2016年12月発行)の編集作業で、編集委員会副委員長として中心的な役割を果たした。同地区在住。市内で建設業を営む。74歳。
 ー発刊の経緯は。
 「島郷自治会長を務めた12年度、地元の歴史研究家鈴木喜一さん(15年死去)が約30年かけてまとめた研究資料を通読して感銘を受けた。後世に残すべきと感じた。自分の胃がん手術を挟んだ15年、自治会の事業として町史編さんが正式に決まり、鈴木さんの資料を基礎に編集を始めた」
 ー作業はどう進めたか。
 「自治会関係者や、市内の元教員ら12人で編集委員会を組織。明治史料館や沼津市立図書館の資料、地域住民から寄せられた文書や写真で、鈴木さんの資料の裏付けを取り、時系列に記述をまとめていった」
 ー大切にしたことは。
 「自治会の正史をつくることと同時に、地域の生涯学習の一環と捉えた。限られた人だけで作業するのでなく、多くの人を巻き込むことを心掛けた」
 ー町史に込めた願いは。
 「家庭の本棚に差してあっても見つけてほしいという思いから、本の背にもタイトルを入れた。読んだ子どもたちが、今があるのは先人のおかげと理解してくれればうれしい」
 ◇
 14年から奈良大文化財歴史学科の通信教育課程で学ぶ。
【静新平成29年2月15日(水)この人】
島郷史



  

Posted by パイプ親父 at 10:45Comments(0)