2024年02月26日

石井直樹氏(いしい・なおき)元下田市長)

石井直樹氏(いしい・なおき)元下田市長)
22日午後5時43分、慢性心不全のため神奈川県海老名市の病院で死去、79歳。下田市出身。自宅は下田市西中。通夜は26日午後6時から、葬儀・告別式は27日午前11時から、下田市吉佐美1077の1のJAふじ伊豆メモリアル吉佐美で。喪主は妻久子(ひさこ)さん。
2000年の市長選で初当選し、12年まで3期務めた。15年には旭日小綬章を受けた。
【静新令和6年2月24日(土)朝刊訃報】
  

Posted by パイプ親父 at 05:52Comments(0)訃報

2024年02月22日

 戸田観光協会事務局長'  佐藤寿美さん(さとうとしみ)

 戸田観光協会事務局長'
 佐藤寿美さん(さとうとしみ) (沼津市)佐藤寿美氏

 観光交流客の増加と水産物の消費拡大を狙い、2020年から沼津市南部の戸田漁港でプレジャーボートやヨットの係留を受け入れている。約25年間金融業に従事し、10年前に生まれ育った戸田に戻った。旅館勤務を経て20年から現職。58歳。
 ー仕組みは。
 「14年の定期船廃止で役割を失っていた浮桟橋を活用し、戸田地区での宿泊か飲食を条件に一時係留を認める。係留料金は徴収せず地域での消費行動を促して波及効果を生み出す。海に関連する資源を生かして地域活性や水産物の消費拡大につなげる水産庁の海業(うみぎょう)のモデル地区に選ばれた」
 ーきっかけは。
 「旅館勤務時代、ヨットを係留できないことが理由で50人ほどの団体客がキャンセルとなり、なぜできないか疑間を持った。15年開業の『道の駅くるら戸田』の来客者数が減少傾向となり海から人を迎える方法を本格的に考えた。清水港から戸田港までの海域は年間を通じて穏やかで、人を呼び込みやすい」
 ー効果は。
 「入港隻数、乗員数ともに着実に伸びている。23年度は年間経済効果が初めて1千万円に到達した。新たな店舗や宿泊施設がオープンしている。住民がまちに変化の兆しを感じ、何かに取り組んだり協力したりする機運が想像以上に高まっている」
 ー今後の展望は。
 「イベント開催日や好天の日は係留が集中して断っているため、桟橋を増設して受け入れられる隻数を増やしたい。戸田は日本初の近代洋式船舶を造船した地。深海魚や海水浴場などコンテンツが豊富にある。波や風を感じ富士山を仰ぎ見る船旅を含め、魅力を組み合わせて付加価値の高い商品を創出したい」 (東部総局・矢嶋宏行)
【静新令和6年2月22日(木)この人】
  

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