2014年06月25日

山本泰平さん(やまもとたいへい)(沼津市)

故三国連太郎さんをしのぶメモリアル企画の実行委員長
 山本泰平さん(やまもとたいへい)(沼津市)


 沼津市で晩年を過ごし、昨年4月に亡くなった俳優の故三国連太郎さんの足跡をたどる企画「ありがとう三国さん」の実行委員長。県東部で映画やドラマなどの撮影を支援する駿河湾沼津フィルムコミッション「ハリプロ映像協会」の会長も務める。54歳。
 ー企画の狙いは。
 「撮影で全国各地を巡り、さまざまな土地の良さを知っている三国さんが、なぜ沼津をついのすみかに選んだのか市民みんなで考えることで、郷土の魅力を再認識する機会にしたい」
 ー具体的な内容は。
 「三国さんが足しげく通った飲食店などお気に入りのスポットや、三国さんと親交があった人から聞いた逸話などを紹介する。出演作の上映会やポスター展なども予定している」
 ー三国さんの印象は。
 「若い頃から役者という仕事に厳しく向き合い、数々の伝説を残した。映画『飢餓海峡』や『復讐するは我にあり』では、人間の善悪、表裏など複雑な部分を見事に表現していた」
 ー三国さんに関する情報を募集している。
 「街で三国さんを見かけたり、会話したりしたことがある人を取材して、三国さんが愛した沼津の良さを市内外に発信したい。さまざまな情報を実行委員会事務局(沼津市ぬまづの宝推進課)に寄せてほしい」

沼津市新宿町で現代的な.デザインの仏壇の販売店を経営している。
(静新平成26年6月24日「この人」)
  

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2014年06月24日

下田城二さん(しもだじょうじ)(沼津市)

「県ほたるサミット2014in伊豆」の実行委員長を務める
 下田城二さん(しもだじょうじ)(沼津市)
simoda

 「自然環境の保全と観光の融和」をテーマに28日に伊豆市で開催するほたるサミットに向け、準備に奔走する。県ホタル連絡協議会顧問、沼津ホタル保護研究会長も務める。61歳。
 ーサミットの狙いは。
 「自然環境の保全と保護や、児童教育の育成などを進めるのが目的で、県内外のホタル研究組織や団体、愛好家らが一堂に集う。ホタルを縁にした観光活性化も図りたい」
 ーサミットでは何を行うのか。
 「ホタルの発光をテーマにした基調講演、有識者らによるパネル討論、ホタルの観賞スポット紹介などを予定している。特産品の販売や抽せん会なども行い、誰もが楽しめる場にする」
 ー今後はどのような展開を考えているのか。
 「自然環境保全と体験教育、観光地域活性の実現に向け、官民一体となって取り組みたい。これから20年かけて、県東部の20市町で毎年サミットを開いていくつもり。そのために、実行委として市町の協刀を得ながら進めていく」
 ーホタルの魅力は。
 「ホタルは夏の風物詩であり、飛び交う姿は心を和ませる。ホタルの幻想的な光を通し、生物の生息環境や生態系に対する理解を深めることもできる。県東部は5月下旬から7月中旬まで観賞できる。この自然をいつまでも伝えたい」
 ◇
全国各地のホタルの生息地を巡るのが楽しみ。
(静新平成26年6月24日「この人」)
  

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2014年06月21日

平井貴さん(ひらいたかし)(沼津市)

 沼津市消防本部の消防長に就任した
 平井貴さん(ひらいたかし)(沼津市)
hirai

 1979年に消防本部に入り、防災地震課、通信司令室など幅広い部署を歩んできた。57歳。
 ー印象深い勤務地は。
 「20代のころ、勤務した本部予防課。完成した建物の検査が主な仕事だったが、先輩から知識をつけるようにと言われ、消防法を毎日勉強した。消防の現実と照らし合わせ、どのように法律を解釈するか。先輩方と何度も話し合ったことは職場で得た財産だ」
 ー管内の火災の現状は。
 「4月には消防OBが犠牲になった火災があり、職員全員が大きなショックを受けた。全体的には火災報知器設置の呼び掛けや、市内の各消防クラブによる街頭活動の成果もあって、火災件数は減少傾向にある」
 ー駿東伊豆地区で進めている消防救急広域化は。
 「4市3町、五つの消防本部をまとめ、2016年度を目安に新体制で臨みたい。駿東伊豆地区でお互いが足りない部分を補い合えるようになれば、素早い対応が可能になる。住民にもより安心感を与えられる」
 ーほかに課題は。
 「東名、新東名それぞれの高速道にスマートインターチェンジができる沼津市の西部地域は、予想される交通量の増加にも対応できる出動態勢が求められる。老朽化が進んでいる西分署と原分遣所を統合した西部の拠点を16年度、原団地内に新設する」
 ◇
 消防同期の18人は仲が良く、今も年1回集まる。
(静新平成26年6月21日「この人」)
  

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2014年06月18日

田村英二氏

 沼津港で開かれたバルのリーフレットをデザインした
 田村映二さん(たむらえいじ)(沼津市)
tamura

 国内外で知られる立体イラストレーター。発泡スチロールや木材などを使って作る。リーフレットのような平面のデザインも立体化した作品を撮影し、パソコン内で加工する。おしゃれで温かみのある作品は、雑誌の表紙や企業の広告など幅広く掲載されている。講演依頼も多い。58歳。
 ーリーフレットのデザインの特徴は。
 「バーやレストラン、海に浮かぶ帆船、ジャズの生演奏風景などを描き、異国情緒漂う雰囲気を表現した。沼津で一番盛り上がるイベントと感じてもらえるよう意識した」
 -作品づくりで心掛けていることは。
 「自分が欲しいと思えるものを作っている。制作には真摯(しんし)な気持ちで臨んでいる。創作活動のヒントを探すため、海外にもよく出掛ける」
 ー作品の展示は。
 「多くの人に見てもらいたくて、5年前、沼津市内の駿河湾が一望できる場所に『タムタムギャラリー』を建てた。作品の作製体験教室も定期的に開き、いつも和気あいあいとした雰囲気に包まれている」
 ー講演で話すことは。
 「興味があることはとりあえずやってみようと伝えている。あまり常識にとらわれず、やりたいことを押し出していくことで、他人と違った個性や魅力が出てくると思う」
 ◇
 妻と2月に生まれた長女の3人家族。
(静新平成26年6月18日「この人」)
  

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