2011年02月27日

高木恵市(たかぎけいいち)さん

 沼津青年会議所理事長
 高木恵市(たかぎけいいち)さん(沼津市)

 第57代理事長として2011年の活動をけん引する。青年会議所(JC)加入は03年。高木酒店専務。37歳。
 ー理事長としての抱負を。
 「未来への夢を描く人であふれたまちをつくる。沼津の宝を見いだし、自信と誇りを持って事業展開していく。本年度は沼津の将来ビジョンを策定し、秋ごろには何らかの形で市民に発表したい」
 ー沼津JCはどんな存在でありたいか。
 「市内の各種団体と連携したまちづくりの中でも特に、次世代の視点で提案し行動する。閉塞(へいそく)感と先行き不透明感から、夢を見る力を失いがちだが、希望は自分たちでつくるという気概を大切にする」
 ー沼津の宝とは。
 「多くの宝が見つかるはず例えば、都市と農漁村部が近接し、多様な表情と産業を持っていることもその一つ。県東部はもとより神奈川や山梨の近接JCとの広域連携を深め、それら宝が一層輝くまちづくり、圏域形成に取り組みたい」

リユックを背負い世界を旅した20代の経験が思考と視野を広げた。
(静新平成23年2月26日「この人」)
  

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2011年02月16日

日向秀二.(ひゅうがしゅうじ)氏(55)

 日弘商会代表取締役社長
 日向秀二.(ひゅうがしゅうじ)氏(55)
 無駄省いた振興策必要


 ー鉄鋼業界の現状についてどうみているか。
 「国内は人口減少が続く状況だけに、公共事業や建設関係からの需要は今後も減少するという見方が一般
的だ。ただ、鉄はリサイクルされる上に流行がなく、代替も利かない素材のため、需要がなくなることはない。卸売業としては地元の市場を大事にしながら、関東地方に向けて商圏を広げていくような経済活動も必要だと感じている」
 ー取引量の維持・確保に向けた企業努力は欠かせない。
 「鉄鋼材は重厚長大な商品だけに、設備投資の負担も大きい。例えば一部商品を加工して顧客に卸すなど、付加価値を高めて販売するケースが今後増えていく可能性もある。従来からの取引会社との関係を一層深めていくことで、新たなビジネスチャンスが生まれてくるはずだ」
 ー県東部地域における経済活性化に向けて必要なことは。
 「民間の場合は投資額に見合った成果が必ず求められるが、行政による経済振興策は責任の所在が曖昧になりがち。市民に広く理解されるようなビジョンを明示すると同時に、無駄を省くことが不可欠だ。また、柔軟性のある若手の意見や発想を上手にくみ上げて、実現していくような体制づくりも必要だろう」
 【日弘商会】1957年設立、社員27人。鉄を中心とした一般鋼材の卸売業を手掛けるほか、鋼材の精密切断、鉄板のプラズマ切断などの加工も扱う。沼津市添地町に本社・経理機能を置き、同市足高の足高事務所で主要事業を展開する。
(静新平成23年2月16日「熱き地域人」)
  

Posted by パイプ親父 at 16:06Comments(0)熱き人たち

2011年02月05日

筒井孝朱(つついたかみ)さん

フェンシング・サーブルジュニア国際大会に出場
 筒井孝朱(つついたかみ)さん(御殿場市)


 昨年11、12月、ポーランドとドイツで開催された国際大会に出場。予選リーグ敗退ながら目標の「1勝-を挙げた。1月の国内大会カデ部門では2戦連続で優勝するなど、同年代では日本屈指の実力を誇る、沼津東高2年17歳。
 ―国際大会の感想は。
 「トップ選手は攻撃をさばいても、連続技で攻め込んでくる。攻めのバリエーションや劣勢をはね返す強い精神力の必要性を痛感した、結果はよくなかったが、すべてが貴重な経験になった」
 ー強化のポイントは。
 「国際大会を通して、課題だった防御面の動きに理想のイメージがわいた。国内大会で試してみて、手応えがあったので練習を重ねている。攻撃では緩急をつけたステップの習得や足腰の強化で、持ち味のスピードを生かしたい」
 ー「今後の目標は。.
 「まずは最後のインターハイで個人戦優勝を目指す、応援してくれる人たちのためにも、目の前の一戦一戦を」大切にして、最高の結果を出したい」

チョコレー卜菓子を食べて試合に臨むのが「げん担ぎ」。
(静新平成23年2月5日「この人」).
  

Posted by パイプ親父 at 15:41Comments(0)素晴らしい