2008年03月02日

幕末人と花粉症

★幕末人は花粉症と無縁?
19世紀半ば、スギ花粉飛散量は現在の8分の1程度だった一。吉川周作大阪市立大教授らのグループが大阪城の堀の堆積物を分析し、こんな結果をまとめた。幕末の日本人はスギ花粉症に無縁だったのかもしれない。内堀で堆積物3.5㍍分を柱状に採取し、積もった花粉を分析した。幕末は全体的に飛散量が少なく、1平方㌢当たりの年間堆積量はマツが約1万4000個で最多。スギとヒノキは約2700個、約310個だった。
明治時代から1960年代までマツがスギやヒノキを上回っていたが、70年代以降、スギとヒノキが激増し、マツは激減した。
(静新平成20年3月2日(日))
  

Posted by パイプ親父 at 13:57Comments(0)