2020年05月08日

外交評論家の岡本行夫氏が新型コロナに感染し死去

外交評論家の岡本行夫氏が新型コロナに感染し死去…74歳、橋本内閣と小泉内閣で首相補佐官
読売新聞オンライン2020/05/08 00:09
新型コロナ
岡本行夫氏

外交評論家の岡本行夫氏(2019年7月、東京都港区で)=園田寛志郎撮影
 外交評論家の岡本行夫(おかもと・ゆきお)氏が新型コロナウイルスに感染し、先月亡くなっていたことが7日わかった。74歳だった。外務省関係者が明らかにした。
 岡本氏は、1968年外務省入省。北米1課長などを歴任した後、91年、外務省を退官した。橋本内閣で沖縄問題担当の首相補佐官を務め、米軍普天間飛行場移設問題などに携わった。政府が2000年の主要国首脳会議(サミット)開催地に沖縄を選ぶにあたり、沖縄担当として誘致運動に尽力した。

 小泉内閣では、内閣官房参与を経て首相補佐官に任命された。外交・安全保障問題に関して首相に助言する専門家チーム「対外関係タスクフォース」の座長を務めた。イラク問題担当として、イラク戦争後の支援策の策定などを担った。

 首相補佐官を退任した後は、外交評論家として活動していた。


  

Posted by パイプ親父 at 05:04Comments(0)訃報