2017年05月18日

旭日双光章 村林照夫氏

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 県左官業組合が沼津で定期総会
 村林理事長が叙勲報告と厳しい業界の現状を訴え
 県左官業組合(理事長=村林照夫・村林建塗工業代表取締役)の今年度定期総会が十五日、沼津リバーサイドホテルで開かれ、県内各支部の役員ら百人余りが出席し、議案を審議した。
 議事を前に村林理事長があいさつ。自身が春の叙勲で旭日双光章を受章したことを報告。市内で百七十年程続く左官屋の四代目で、元日本左官業組合連合会副会長、県左官業組合の役員を長年にわたり務めてきたことを受章理由に挙げ、「組合を代表して受章したものと認識しており、私にとって名誉だが、皆さんも同じように栄誉であると喜んでもらえたら」と話した。
 業界については、受注競争のしわ寄せが下請け業者や現場労働者に転嫁されて職人の待遇が悪化し、若者の入職が著しく減少していることを指摘。高度な技術を持つ職人の高齢化に伴う離職が進行して職人不足が深刻な状態にあることを挙げながら、「我々、左官屋がいないと現場が収まらないのが実情」だと話した。
 また、適正単価での受注、建設業の社会保険加入対策としての法定福利費の別枠計上の実施を訴え、「左官業が生き残れる体制を作り、きちっと福利厚生をやりながら従業員共々良い方に導いてほしい」と願った。
 続いて、組合功労者や県技能競技大会入賞者らの表彰の後、勝亦孝明衆議院議員が来賓祝辞で、「真面目に汗を流す人が報われ、建設業界が若い人に引き継がれて人手不足や後継者不足が解消されるよう要望を伝え、皆さんと一丸となって実現したい」などと話した。
【沼朝平成29年5月18日(木)号】
  

Posted by パイプ親父 at 05:25Comments(0)受賞

2017年05月06日