2008年12月16日

石川直朗氏

沼津市みこし連合会会長(設立10周年を迎えた)
石川直朗(いしかわなおあき)さん(沼津市)
 沼津市内の十七のみこし団体が所属する連合会の会長を設立当初から務める。平成十年に沼津夏まつりのみこしパレードをきっかけに設立し、今年十周年を迎えた。五十年近く自宅で理容業を営んでいる。六十五歳。
 ー会の活動内容を教えてください。
 「沼津夏まつりのみこしパレードの企画、運営のほか、市内外の祭りに会員同士が出向いて、みこしの担ぎ手として交流を深めています」
 ーみこしの魅力は何ですか。
 「担ぎ手が心を一つにして、掛け声を合わせながら一緒になって汗をかくのが楽しい。祭りに華やかさを与えられるのも良さの一つです」
 ー今後の活動について教えてください。
 「沼津夏まつりのみこしパレードで、学校区ごとにみこしを出して大人と子どもで担ぐなど、担ぎ手のすそ野拡大を目指したい。ギャラリーが楽しめるよう、自由にパフォーマンスできるパレードも企画したい」

 休みのたびに妻と県内外にドライブに出かけるほどの旅行好き。
(静新平成20年12月16日「この人」)
  

Posted by パイプ親父 at 10:55Comments(0)人物紹介

2008年12月12日

メダル(ノーベル賞)に笑顔

メダルに笑顔
 小林誠氏・益川敏英氏・下村脩氏・南部陽一郎氏

  

Posted by パイプ親父 at 11:04Comments(0)素晴らしい

2008年12月10日

 小木曽誠(おぎそまこと)氏(49)

富士シヤフト社長
 小木曽誠(おぎそまこと)氏(49)
 立地生かし工業振興を
 ーものづくりの観点から県東部の経済環境をどう見ますか。
 「景気失調による最近の受注減は激しい。ねじなど自動車の重要保安部品をはじめ精密機械、産業機械向けの磨き棒鋼や、冷間圧造用コイル製品を生産している当社も、この三カ月は自動車部品メーカーから30%減という厳しい減産要求が来ている。ただ、この地域は部品メーカーにとって東名や田子の浦港、清水港などが使える好立地。良い人材も集まる。開通予定の第二東名や横浜港にも近い。さらに静岡空港が開港すれば緊急部品輸送に航空機の活用も可能となるなど部品発信地として期待できる」
 ー東部の活性化を、どう支援していきますか。
 「沼津地区に集積するねじメーカーなど、地域により高品質な原材料を供給するよう、自社の技術力を高めることに尽きる。地域には技術力が高い企業が多い。互いに技術を向上し合い、コストを削減して、世界不況の厳しい局面を乗り切った会社がより強くなれる」
 ー沼津の産業振興に、何か提案はありますか。
 「観光産業など三次産業の振興も非常に大事だが、地域の経済基盤を支えるのは、やはり製造業だと思う。この地で、しっかり腰を据えてものづくりが進められるよう、工業用地の造成が求められる。大規模でなくても、ブドウの房のようにいくつか中小規模の用地が整えば、県が進めるファルマバレープロジェクト(富士山ろく先端健康産業集積)も含め、二次産業発展の可能性は高いと考える」
 【富士シヤフト】県内唯一の引き抜き磨き棒鋼と冷間圧造用銅線のメーカー。2008年9月期は売上高53億円。従業員65人。本社工場は沼津市大塚
(静新平成20年12月10日「熱き地域人」)

  

Posted by パイプ親父 at 19:01Comments(0)熱き人たち

2008年12月07日

加藤雅仁君(県駅伝区間賞:沼津市)

第9回県市町駅伝
市の部・区間賞
【2区(1.848㌔)=小学生男子】
加藤雅仁(沼津市、沢田小6)★5分53秒
 
▽2区加藤雅仁(12)=沼津市、沢田小6年=体が軽く、調子良く走れた。
区間賞はできれば取りたいと思っていたが、区間新もマークできてびっくり。
(静新平成20年12月7日(日)朝刊)
  

Posted by パイプ親父 at 11:19Comments(0)

2008年12月06日

加藤周一氏

加藤周一氏が死去 戦後を代表する知識人(12/06 06:50)(北海道新聞WN)

死去した加藤周一氏

 文学、美術から、政治、文明批評まで幅広い評論活動を展開し、戦後日本を代表する知識人の一人として知られた評論家の加藤周一(かとう・しゅういち)氏が5日午後2時5分、多臓器不全のため東京都世田谷区の病院で死去した。89歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで行い、後日お別れの会を開く。

 東大医学部卒。血液学を専攻する一方で文学にも熱中。「マチネ・ポエティク」グループのメンバーとして活動を始め、福永武彦、中村真一郎両氏らとともに著した「1946文学的考察」で新しい文学の担い手として注目された。

 1950年代前半、留学生として欧州に約3年間滞在。日本の西欧崇拝に疑問を呈し、日本文化の特性を積極的に認めた「雑種文化論」は大きな話題となった。博識と鋭利な分析力で、国際情勢から詩歌に至るまで広い分野で明快な文章を著し、平凡社大百科事典の編集長も務めた。

 憲法を擁護する立場から論客として、反戦平和、核兵器の廃絶を訴え続けた。2004年には哲学者鶴見俊輔、作家大江健三郎の両氏らと「九条の会」を結成した。

 日本書紀、万葉集以降、現代までを見通した大作「日本文学史序説」で大仏次郎賞を受賞。上智大教授、東京都立中央図書館長、立命館大国際平和ミュージアム館長などを歴任。フランスを中心に欧米での知名度も高く、米エール大をはじめ各国の大学で教壇に立ち、哲学者サルトルら知識人との交流も知られた。

 著書に、自伝「羊の歌」や小説「ある晴れた日に」「加藤周一著作集」などがある。  

Posted by パイプ親父 at 18:09Comments(0)訃報

2008年12月03日

勝間田芳寿氏:御殿場西高校長

御殿場西高校長
 勝間田芳寿(かっまたよしひさ)氏(59)
 国際化に応じた人材育成
 ー教育方針を聞かせてください。
 「誠実、良識、実行力のある人間の育成が基本理念。コース制で一人一人に合ったきめ細かい教育を目指し、学校施設の充実、海外系列校への留学支援、部活動の活発化などに取り組んできた。延べ三万人を超えた校内献血、富士山での植樹をはじめ福祉、環境を通じた心の教育にも力を入れている」
 ー海外の系列校との交換留学が盛んですね。
 「勝間田芳麿前理事長が私財を投じ、平成八年にオーストラリアに幼稚園から高校まで一貫教育の系列校を設立した。進学や日本語教育で実績を出して現地有数の進学校になり、欧米の一流大学へ入学可能な国際バカロレア資格取得制度も導入した。現地生徒が対象の海外系列校を持つ高校は国内でも珍しい。交換留学も活発で、本校留学生をはじめ北駿からの訪問・交流者はこれまでに二千五百人を超えた」
 ー県東部の活性化には何が必要でしょうか。
 「都市基盤整備や静岡空港の利用で企業誘致、雇用確保を進め、将来安心な都市づくりを目指してほしい。今後、外国籍人口が増え国際化はさらに進むだろう。外国籍の子弟や留学生への教育を充実し、地元企業が求める人材に育てる仕組みを作ればどうか。海外進出を目指す企業の力になるし、日本人生徒への刺激にもなるはずだ」

 【御殿場西高】昭和42年に北駿初の私立高として開校。特進、進学、情報処理、総合の4コースで生徒数739人。オーストラリアに系列校カーディニア・インターナショナル・カレッジがある。空手部は全国屈指の強豪。御殿場市ぐみ沢。
(静新平成20年12月3日「熱き地域人」)
  

Posted by パイプ親父 at 13:14Comments(0)熱き人たち