2011年09月30日

 竹下功一(たけしたころいち)さん(沼津市)

全国最優秀賞のよさこい「ぬまづ熱風舞人」代表
 竹下功一(たけしたころいち)さん(沼津市)

 本場・高知県で今夏開かれた「よさこい祭り」の全国大会で、県内初となる最優秀賞「輝」を獲得した。結成から11年目を迎えた約70人のチームを引っ張る。46歳。
 ー最優秀に輝いた踊りの内容は。
 「テーマは『昭和モダン・ザ・本町ながし』。宿場町として栄えた沼津の繁華街で繰り広げられる恋物語をおちゃめに演じた。チームのメンバーだけでなく、観衆にも楽しんでもらった結果の受賞で、感無量だ」
 ーよさこいの魅力は。
 「毎年新たな曲や振り付け、衣装を考案するため、飽きない楽しさがある、地域の特色を盛り込む点もよさこいの特徴の一つ。多くの人々の力を結集し、みんなで作り上げていく喜びもある」
 ー今後の活動目標は。
 「よさこいをさらに地域で広めていきたい。11月には15回目となる『よさこい東海道』が沼津市内で開かれ、全国から踊り子が集まる。より多くの市民が関わることで、地域の誇りや自慢の祭りになってほしい」
 ◇
同市本町で眼鏡や化粧品、宝くじなどを販売する小売店の4代目。
(静新平成23年9月30日「この人」)
  

Posted by パイプ親父 at 09:35Comments(0)人物

2011年09月27日

三橋幸利(みはしゆきとし)さん

浮島地区環境保全推進会の会長
 三橋幸利(みはしゆきとし)さん(沼津市根古屋)

 沼津市と富士市の境に広がる広大な湿地帯、浮島沼の環境保全に地元住民代表として取り組む。浮島沼の自然を生かした自然学習や、周囲の施設、史跡なども活用した教育、地域活性化に励む。70歳。
 ー具体的な活動は。
 「休耕田でヒマワリを育てて景観づくりに取り組んだ。沼地で行う伝統の『かいぼり漁』や自然観察会など、子どもたちが楽しめる活動を通して浮島沼の自然の大切さを次の世代に伝えたい」
 ー活動力の源は。
 「地域の自然や歴史、偉人など、学びたいことがまだまだある。『自分以外みな教師』の精神で、出会う人、読んだ本からこれからすべきことを常に考えていたい」
 ーこれからのビジョンは。
 「地元の高台にある東海大開発工学部は廃止の方針が示されているが、高い場所にある校舎付近から見た浮島沼の風景は格別。広くふかんした視野で、既存の施設を生かした地域活性化と自然保護の両立の可能性を模索していきたい」
 ◇
地元の興国寺城の研究など、歴史にも精通。
(静新平成23年9月27日「この人」)
  

Posted by パイプ親父 at 15:10Comments(0)人物

2011年09月08日

 飯塚秀男(いいづかひでお)さん

 裾野市海外友好協会会長
 飯塚秀男(いいづかひでお)さん(裾野市)

 2004年度から裾野市海外友好協会長。本年度30周年を迎える市と豪州フランクストン市の姉妹都市提携を記念し、交流事業などの準備を進める。62歳。
 ーフ市の印象は。
 「メルボルンの南約50㌔に位置し、海岸線に閑静な住宅街が広がる。裾野市は雄大な富士山、フ市は海沿いの風光明媚(めいび)な景色が望め、自然に恵まれた土地柄という共通点がある」
 ー10月中旬にフ市の訪問団が来日する。
 「来日に合わせ、オーストラリアンフェアの開催を予定している。民族楽器ディジュリドゥーの演奏やブーメランの工作、豪州産ワインの販売など多彩な催しで盛り上げたい。訪問団も劇やダンスを披露してくれる」
 ー今後の国際交流の方向性は。
 「豪州だけでなく世界に交流の窓口を広げ、市民に広く異文化を知ってもらいたい。市との交換留学を通して語学力を磨いて帰国した学生は、市の将来の国際交流を担う貴重な人材。留学についてもできる限り継続させたい」
 ◇
仲間との釣りやゴルフが休日の楽しみ。
【静新平成23年9月8日(木)「この人」】
  

Posted by パイプ親父 at 10:16Comments(0)人物