2013年02月26日
藤巻豊さん(ふじまきゆたか)(沼津市)
日本空手道代戯会を設立した
藤巻豊さん(ふじまきゆたか)(沼津市)

ブルース・リーに憧れて空手を始めたのは中学生の時。2009年に沼津市内に道場「致道館」を開き、昨年6月、青少年の健全育成や教育に重点を置いた空手道の普及を目指して新たな団体をつくった。50歳。
ー「代戯(だいぎ)会」の名前の由来は。
「1868年、沼津に設立された国内初の近代的小学校『代戯館』にあやかって命名した。教育の原点に立ち、空手を通じて子どもたちの心と体を伸ばしていきたいという気持ちを込めた」
ー指導者として心掛けていることは。
「自主性を大事にしている。指導者の考えを押しつけるのではなく、本人が得意とするものを伸ばしていけるようにと思っている」
ー今後の活動は。
「昨年初めて開催した演武大会を毎年続けていく。多くの人に空手に興味を抱いてもらうため、大会の中でヌンチャクや試し割りなども披露する。清掃奉仕などボランティア活動も行う予定で、地域に貢献できる人材を育てていきたい」
◇
水泳や野球に熱中した時期も。現在は毎日ジムに通い自らの体も鍛えている。
《静新平成25年2月26日(火)「この人」》
藤巻豊さん(ふじまきゆたか)(沼津市)

ブルース・リーに憧れて空手を始めたのは中学生の時。2009年に沼津市内に道場「致道館」を開き、昨年6月、青少年の健全育成や教育に重点を置いた空手道の普及を目指して新たな団体をつくった。50歳。
ー「代戯(だいぎ)会」の名前の由来は。
「1868年、沼津に設立された国内初の近代的小学校『代戯館』にあやかって命名した。教育の原点に立ち、空手を通じて子どもたちの心と体を伸ばしていきたいという気持ちを込めた」
ー指導者として心掛けていることは。
「自主性を大事にしている。指導者の考えを押しつけるのではなく、本人が得意とするものを伸ばしていけるようにと思っている」
ー今後の活動は。
「昨年初めて開催した演武大会を毎年続けていく。多くの人に空手に興味を抱いてもらうため、大会の中でヌンチャクや試し割りなども披露する。清掃奉仕などボランティア活動も行う予定で、地域に貢献できる人材を育てていきたい」
◇
水泳や野球に熱中した時期も。現在は毎日ジムに通い自らの体も鍛えている。
《静新平成25年2月26日(火)「この人」》
2013年02月22日
2013年02月13日
大川隆久さん(おおかわたかひさ)(沼津市)
日本けん玉協会県支部長として20回目の記念大会を開催した
大川隆久さん(おおかわたかひさ)(沼津市)

県内のけん玉愛好者が技を競う「新春けん玉大会・県けん玉道選手権」の開催を手掛ける。沼津支部、県支部を立ち上げ、20回目の記念大会を地元で開いた。けん玉四段。公認2級指導員。75歳。
ーけん玉と出合ったきっかけは。
「沼津市内で40年前におもちゃ屋を開業し、けん玉を扱い始めた。県内ではそれほど盛んではなかったが、講習や独学で技を磨いて地元で教え始めた。長年普及に関わり、県東部を中心に各地でけん玉文化が根付いてくれた」
ー魅力は。
「何度も練習して技に成功した時の達成感は格別。練習した分だけ結果に表れる。子どもから大人まで誰でもすぐに始められる。互いに教え合ったり、さまざまな年代と交流したりして人間関係づくりもできる」
ー普及に向けた課題は。
「お年寄りも気軽に挑戦できるように働きかけたい。細かな手や体の動きが適度な運動になるし日常生活に活力を与えてくれる」
◇
長男の英一郎さん(35)はプロのけん玉講師。孫の大和君(4)もけん玉に夢中。
《静新平成25年2月13日(水)「この人」》
2013年02月08日
後藤さん(紳士服仕立て)認定
県の技能マイスター
後藤さん(紳士服仕立て)認定

県は6日、「県技能マイスター」の認定式と2012年10月に開かれた「技能五輪全国大会」と「全国障害者技能競技大会」の入賞者表彰式を県庁で行った。
技能マイスターは卓越した技能を持ち、後進の指導や育成に尽力している技能者を認証する制度。本年度は紳士服仕立て職の後藤暢弘さん(66)=沼津市=を認定した。
後藤さんはテーラーを経営。顧客の体形に合わせた洋服作りの技法を追求し、高い評価を得ている。12年度に厚労省の現代の名工を受賞した。後藤さんは「名誉ある称号。名に恥じないように精進したい」とあいさつした。
《静新平成25年2月8日(金)朝刊》
後藤さん(紳士服仕立て)認定

県は6日、「県技能マイスター」の認定式と2012年10月に開かれた「技能五輪全国大会」と「全国障害者技能競技大会」の入賞者表彰式を県庁で行った。
技能マイスターは卓越した技能を持ち、後進の指導や育成に尽力している技能者を認証する制度。本年度は紳士服仕立て職の後藤暢弘さん(66)=沼津市=を認定した。
後藤さんはテーラーを経営。顧客の体形に合わせた洋服作りの技法を追求し、高い評価を得ている。12年度に厚労省の現代の名工を受賞した。後藤さんは「名誉ある称号。名に恥じないように精進したい」とあいさつした。
《静新平成25年2月8日(金)朝刊》
2013年02月07日
沼津JC新理事長勝又康充さん(かつまたやすみつ)
沼津青年会議所の新理事長に就任した
勝又康充さん(かつまたやすみつ)(沼津市)

入会は2005年。財務委員長や副理事長などを歴任し、1月に第59代理事長に就任した。滅菌業務などを手掛ける「カツマタ」の取締役。38歳。
ー力を入れたい活動は。
「沼津の魅力を再検証し、市内外に的確に伝えていきたい。特に興国寺城跡(沼津市根古屋)は戦国時代の幕開けとなった舞台だが、その価値や魅力が十分に伝わっていないので、広めていきたい」
ー沼津の現状をどうみているか。
「中心市街地が低迷し、人口減少も進み、まちに誇りが持てない若者が増えている。だが、現状を嘆くだけでは地域は良くならない。行政と市民が一体となってまちのコンセプトを明確にして、沼津の底力を発揮していくことが大事」
ー来年の発足60周年に向けた決意を。
「ピーク時に180人いた会員が、現在は約50人にまで減っている。沼津の次代を支える人材を発掘し、育てていくためにも、会員数の拡大に努め、組織のレベルアップも図りたい」
◇
趣昧は釣り。会員と地元の狩野川や海岸で釣り糸を垂らすのが楽しみ。
《静新平成25年2月7日(木)「この人」》
勝又康充さん(かつまたやすみつ)(沼津市)

入会は2005年。財務委員長や副理事長などを歴任し、1月に第59代理事長に就任した。滅菌業務などを手掛ける「カツマタ」の取締役。38歳。
ー力を入れたい活動は。
「沼津の魅力を再検証し、市内外に的確に伝えていきたい。特に興国寺城跡(沼津市根古屋)は戦国時代の幕開けとなった舞台だが、その価値や魅力が十分に伝わっていないので、広めていきたい」
ー沼津の現状をどうみているか。
「中心市街地が低迷し、人口減少も進み、まちに誇りが持てない若者が増えている。だが、現状を嘆くだけでは地域は良くならない。行政と市民が一体となってまちのコンセプトを明確にして、沼津の底力を発揮していくことが大事」
ー来年の発足60周年に向けた決意を。
「ピーク時に180人いた会員が、現在は約50人にまで減っている。沼津の次代を支える人材を発掘し、育てていくためにも、会員数の拡大に努め、組織のレベルアップも図りたい」
◇
趣昧は釣り。会員と地元の狩野川や海岸で釣り糸を垂らすのが楽しみ。
《静新平成25年2月7日(木)「この人」》
2013年02月06日
2013年02月06日
稲葉友美さん(いなばともみ)(沼津市)
沼津魚市場の競り見学ツアーを担当する
稲葉友美さん(いなばともみ)(沼津市)

魚の豊富さと競り場の活気を伝えようと、沼津市内の提携宿泊施設の客を対象にした競り見学を昨年10月から始めた。実施当日は場内で案内係を務める。入社2年目。沼津市出身、24歳。
ーこれまでの開催状況は。
「毎月1回、後半の日曜に実施した。これまで4回で計25人に参加いただいた。午前5時45分集合という早朝の催しとしては、まずまずの出足と思う。お客さんに喜んでもらえたことを励みにしている」
ー案内で心掛けていることは。
「深海トロール船が入る沼津港は水揚げ魚種が多彩。沼津魚市場の特色と旬の魚を知ってもらうため、魚のことを勉強し直した。魚を扱う専門家の競り人と協力し、おいしい魚の見極め方なども伝えたい」
ー新たに計画していることはあるか。
「沼津の港、魚、街を身近に感じてもらいたい。それがツアーに込めた願い。現在の見学ツアーでノウハウを蓄積し、より多くの方々を競りに案内できる仕組みを作りたい」
◇
大学のゼミでまちづくりを学んだ。
《静新平成25年2月6日(水)「この人」》
稲葉友美さん(いなばともみ)(沼津市)

魚の豊富さと競り場の活気を伝えようと、沼津市内の提携宿泊施設の客を対象にした競り見学を昨年10月から始めた。実施当日は場内で案内係を務める。入社2年目。沼津市出身、24歳。
ーこれまでの開催状況は。
「毎月1回、後半の日曜に実施した。これまで4回で計25人に参加いただいた。午前5時45分集合という早朝の催しとしては、まずまずの出足と思う。お客さんに喜んでもらえたことを励みにしている」
ー案内で心掛けていることは。
「深海トロール船が入る沼津港は水揚げ魚種が多彩。沼津魚市場の特色と旬の魚を知ってもらうため、魚のことを勉強し直した。魚を扱う専門家の競り人と協力し、おいしい魚の見極め方なども伝えたい」
ー新たに計画していることはあるか。
「沼津の港、魚、街を身近に感じてもらいたい。それがツアーに込めた願い。現在の見学ツアーでノウハウを蓄積し、より多くの方々を競りに案内できる仕組みを作りたい」
◇
大学のゼミでまちづくりを学んだ。
《静新平成25年2月6日(水)「この人」》
2013年02月01日
渡辺邦弘さん(わたなべくにひろ)
西浦レモネード部会長として本格出荷に乗り出す
渡辺邦弘さん(わたなべくにひろ)(沼津市)

昨年春、沼津市西浦地区のミカン農家の仲間とともにレモンの雑種「レモネード」の生産グループを結成し、年明けから本格的な出荷を始めた。60歳。
ーなぜレモネードに目を付けたのか。
「10年ほど前に地元農家の一人が、ミカンの後に収穫できる果実として持ち込んだ。糖度がとても高く、そのままで食べられるのが特徴。少加温で栽培でき、暖房費はハウスミカンの10分の1で済むので、原油高の影響に苦しむミカン農家にとって期待は大きい」
ー栽培で苦労している点は。
「栽培の方法が確立されていないので、全て手探りでやってきた。どんな害虫がつくのか、どういう病気になりやすいのか、まだまだ試行錯誤の毎日だ」
ー今後の課題は。
「知名度を上げることと生産量の増加が課題。栽培する農家もまだ少ない。出荷量も東京に出すのが精いっぱい。なんとか名前を覚えてもらい、地元にも出せるまでにしたい」
◇
若いころはヨットやスキーに熱中したスポーツマン。最近は乗馬にも挑戦したいと思っている。
《静新平成25年2月1日(金)「この人」》