2019年02月07日

塩見明生医師



導入が急速に進むロボット手術で全国の医師を指導する
塩見(しおみ)明生(あきお)さん(長泉町)
塩見明生医師
 1年に約550件と大腸がん外科手術が全国トップレベルの静岡がんセンターで、困難症例の執刀に励みつつ、人材育成にも注力する。ロボット手術では全国に15人いる直腸領域の熟練指導医の一人として、各地に出向く。大腸外科部長。京都府出身。43歳。
 ー大腸外科を志した理由は。
 「外科医の技量が治療成績に直結する点に引かれた。性機能や排せつという、人間の尊厳に関わる重要な臓器に近い直腸を手術する責任は重いが、やりがいがある」
 ーがんセンターの手術実施件数が多い理田は。
 「開院当初から新技術の導入に前向きで、腹腔(ふくくう)鏡やロボット手術を全国に先駆けて実施している。一例一例真剣に取り組み、反省や分析を日々繰り返した結果が成果につながっている」
 ー手術への思いを。
 「肛門を温存したい人への難しい手術も、僕らのような専門病院でこそやるべき。手術室から大きな富士山が見えるので、手術前に見て気持ちを集中させる」
 ー意気込みを。
 「新しい技術を積極的に取り入れながら、治療成績向上を常に目指す。後輩の指導も大切な仕事。自分たちの技術を高め、地域で貢献できる人を育てたい」

元旦に行われた長泉町の駅伝に小学4年の息子らと参加した。
(東部総局・大岩宝子)
【静新平成31年2月7日(木)「この人」】

この人


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Posted by パイプ親父 at 06:17│Comments(0)熱き人たち
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