2015年12月03日
青島正和さん(あおしままさかず)(沼津市)
沼津御用邸記念公園西付属邸で個展を開催している
青島正和さん(あおしままさかず)(沼津市)

個展会場は110年前に天皇の御用邸として設置された木造平屋建ての建物。墨や和紙、アクリル絵の具、金銀の箔(はく)で端正な図形を描く近作など30点を展示した。66歳。
ー由緒正しい和風建築での展覧会。
「『モダンな和』をイメージして描いた平面作品を畳敷きの和室に置いた。格調高い空間が絵を引き立たせ、自宅で見るのとは全く異なり、驚いた。思いがけない出合いだと感じた」
ー「和」を主題に創作を始めたきっかけは。
「約10年前、琳派(りんぱ)の画家酒井抱一の『夏秋草図屏風』を見て感動したこと。尾形光琳や俵屋宗達ら琳派の色彩や構図に漂う、モダンな感覚にあらためて気付かされた。自分も和紙や墨などを取り入れて、和の現代性を追求しようと考えた」
ー描き続ける原動力は。
「1973年から所属する地元の美術集団『グループ風土』の存在。メンバー間で作品を批評し合う例会や、年2回の展覧会が創作の後押しになっている」
ー絵を描くとはどんな行為か。
「とても苦しいこと。絶望を何度も味わいながら、ようやく完成にたどり着く。その瞬間ほっとし、満足感を得る。この繰り返しを50年以上続けている」
◇
静岡大での恩師は洋画家の故長岡宏さん。2008年度まで田方地区の小中学校で美術を教えた。
【静新平成27年12月3日(木)この人】
青島正和さん(あおしままさかず)(沼津市)

個展会場は110年前に天皇の御用邸として設置された木造平屋建ての建物。墨や和紙、アクリル絵の具、金銀の箔(はく)で端正な図形を描く近作など30点を展示した。66歳。
ー由緒正しい和風建築での展覧会。
「『モダンな和』をイメージして描いた平面作品を畳敷きの和室に置いた。格調高い空間が絵を引き立たせ、自宅で見るのとは全く異なり、驚いた。思いがけない出合いだと感じた」
ー「和」を主題に創作を始めたきっかけは。
「約10年前、琳派(りんぱ)の画家酒井抱一の『夏秋草図屏風』を見て感動したこと。尾形光琳や俵屋宗達ら琳派の色彩や構図に漂う、モダンな感覚にあらためて気付かされた。自分も和紙や墨などを取り入れて、和の現代性を追求しようと考えた」
ー描き続ける原動力は。
「1973年から所属する地元の美術集団『グループ風土』の存在。メンバー間で作品を批評し合う例会や、年2回の展覧会が創作の後押しになっている」
ー絵を描くとはどんな行為か。
「とても苦しいこと。絶望を何度も味わいながら、ようやく完成にたどり着く。その瞬間ほっとし、満足感を得る。この繰り返しを50年以上続けている」
◇
静岡大での恩師は洋画家の故長岡宏さん。2008年度まで田方地区の小中学校で美術を教えた。
【静新平成27年12月3日(木)この人】
前田嘉男N観光ボランティア会長
植松泰右 トーヨーアサノ社長
ゴトー社長 後藤久徳(ごとうひさのり)氏(56)
法華宗第138代管長に 光長寺原井日鳳貫首が就任
沼津市教育長に就任した 奥村篤(おくむらあつし)さん
光藤あさ美さん
植松泰右 トーヨーアサノ社長
ゴトー社長 後藤久徳(ごとうひさのり)氏(56)
法華宗第138代管長に 光長寺原井日鳳貫首が就任
沼津市教育長に就任した 奥村篤(おくむらあつし)さん
光藤あさ美さん
Posted by パイプ親父 at 10:22│Comments(0)
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