2013年01月16日
詩吟愛好家 柿迫芳信さん(沼津市)
詩吟愛好家 柿迫芳信さん(沼津市)
新春吟詠の準備に奔走

沼津市若葉町の柿迫芳信さん(69)は、詩吟歴32年。職場の先輩に誘われ、「渋々始めた」が、練習を重ねるうちに「すっかりはまった」と笑う。
約200人の愛好家でつくる岳心流沼津愛吟国風会の常任理事を務める。月3回、仲間と稽古に励む。
弁慶が義経を守ろうと勧進帳を披露する場面に節を付けた「安宅の関」は「大好きな歌」の一つ。沼津ゆかりの若山牧水の和歌も好んで吟じる。「当時の情景に思いをはせながら歌っている」
20日には、福祉へのチャリティー新春吟詠の集いを同市内で開く。実行委員長として詩吟愛好家の妻玲子さん(69)とともに準備に奔走する。
自宅に造った茶室で抹茶もたしなむ。地域の魅力を発掘する「金岡地区有識者会議」の副会長を担うなど「家にはほとんどいない」(玲子さん)日々だ。
《静新平成25年1月16日(水)夕刊「はりきり人生」》
新春吟詠の準備に奔走

沼津市若葉町の柿迫芳信さん(69)は、詩吟歴32年。職場の先輩に誘われ、「渋々始めた」が、練習を重ねるうちに「すっかりはまった」と笑う。
約200人の愛好家でつくる岳心流沼津愛吟国風会の常任理事を務める。月3回、仲間と稽古に励む。
弁慶が義経を守ろうと勧進帳を披露する場面に節を付けた「安宅の関」は「大好きな歌」の一つ。沼津ゆかりの若山牧水の和歌も好んで吟じる。「当時の情景に思いをはせながら歌っている」
20日には、福祉へのチャリティー新春吟詠の集いを同市内で開く。実行委員長として詩吟愛好家の妻玲子さん(69)とともに準備に奔走する。
自宅に造った茶室で抹茶もたしなむ。地域の魅力を発掘する「金岡地区有識者会議」の副会長を担うなど「家にはほとんどいない」(玲子さん)日々だ。
《静新平成25年1月16日(水)夕刊「はりきり人生」》