2011年07月01日
原の岡本・鶴淵ペア
沼津勢34年ぶり優勝の快挙
県中学生ソフトテニス 原の岡本・鶴淵ペア

原中(奥村仁校長)の男子ソフトテニス部の三年生、岡本哲明・鶴淵健伍の両選手ペアが、六月十八日に富士宮市で開催された第42回県中学生ソフトテニス選手権で優勝した。
一九七〇年に始まった同選手権での市内校優勝は第6回大会の四中(植松・山田ペア)以来三十四年ぶりとなる快挙で、市内テニス関係者の喜びは大きい。
同大会男子の部には各地域の予選を勝ち抜いた百二十八ペア(ダブルス)が出場し、トーナメント方式で実施。岡本・鶴淵ペアは、第一試合を3ー1、第二、第三試合をジュースの末3ー2で辛勝。
接戦を制し勢いに乗った同ペアは、二年生ペアながら昨年の全国中学校総合体育大会(全中)に出場した富士川二中(富士市)を準決勝で3ー1と退け、決勝も3ー1で勝ち、沼津市に優勝をもたらした。
小学五年生の時に地域の原ジュニアソフトテニスクラブに入った二人は、それ以来ペアを組み、息はピッタリ。昨年の同大会ではベスト16入りし、十一月の県新人戦では準優勝している。
ソフトテニスは七ゲームマッチで四ゲーム先取すると勝ちだが、雨が降ったり止んだりの今回は五ゲームマッチの三ゲーム先取という方式で行われ、岡本・鶴淵ペアは七試合を戦った。
岡本君は「目標はベスト4だったけれど優勝できて、とてもうれしかった」、鶴淵君は「あまり実感はなかったが、とにかくうれしかった」と原中にとって初めてとなる優勝を振り返った。
原ジュニアの会長として二人を指導した齋藤秀・市ソフトテニス協会会長は「岡本君は非常に熱心でトレーニング方法など分からないことがあると聞いてきた。鶴淵君はおとなしい子で、コツコツ努力する印象があった」と振り返った。
また優勝については「本当に素晴らしい。優勝は想像もしていなかった。昨年秋の県準優勝で成長を知った。勝つことによって大会への出場機会も増え、たくましくなった。(原中の)松下先生が基本をしっかり教えているから」と喜んだ。
原中ソフトテニス部監督の松下浩司教諭は「基本は攻めのテニス。二人共よく声を出してチームワークがいい」と評価。後衛の岡本君は「相手前衛を見て、空いたコースにパッシングを決める」、前衛の鶴淵君は「サーブレシーブが安定し、ボレーが得意」と、自らの特長を語った。
二人の最大目標は全中出場。全中予選となる九日からの市内大会、二十七日からの県大会、さらに、東海大会に進出して個人(ペア)で七位以内、団体(三ペア)で三位以内にならないと全中出場権は得られない。
沼津からは選ばれることが少ないという県選抜メンバー(八人)には今回、岡本君が入った。
岡本君は高校入学後もテニスを続けたいというが、鶴淵君は未定だという。
【沼朝平成23年7月1日(金)号】
県中学生ソフトテニス 原の岡本・鶴淵ペア

原中(奥村仁校長)の男子ソフトテニス部の三年生、岡本哲明・鶴淵健伍の両選手ペアが、六月十八日に富士宮市で開催された第42回県中学生ソフトテニス選手権で優勝した。
一九七〇年に始まった同選手権での市内校優勝は第6回大会の四中(植松・山田ペア)以来三十四年ぶりとなる快挙で、市内テニス関係者の喜びは大きい。
同大会男子の部には各地域の予選を勝ち抜いた百二十八ペア(ダブルス)が出場し、トーナメント方式で実施。岡本・鶴淵ペアは、第一試合を3ー1、第二、第三試合をジュースの末3ー2で辛勝。
接戦を制し勢いに乗った同ペアは、二年生ペアながら昨年の全国中学校総合体育大会(全中)に出場した富士川二中(富士市)を準決勝で3ー1と退け、決勝も3ー1で勝ち、沼津市に優勝をもたらした。
小学五年生の時に地域の原ジュニアソフトテニスクラブに入った二人は、それ以来ペアを組み、息はピッタリ。昨年の同大会ではベスト16入りし、十一月の県新人戦では準優勝している。
ソフトテニスは七ゲームマッチで四ゲーム先取すると勝ちだが、雨が降ったり止んだりの今回は五ゲームマッチの三ゲーム先取という方式で行われ、岡本・鶴淵ペアは七試合を戦った。
岡本君は「目標はベスト4だったけれど優勝できて、とてもうれしかった」、鶴淵君は「あまり実感はなかったが、とにかくうれしかった」と原中にとって初めてとなる優勝を振り返った。
原ジュニアの会長として二人を指導した齋藤秀・市ソフトテニス協会会長は「岡本君は非常に熱心でトレーニング方法など分からないことがあると聞いてきた。鶴淵君はおとなしい子で、コツコツ努力する印象があった」と振り返った。
また優勝については「本当に素晴らしい。優勝は想像もしていなかった。昨年秋の県準優勝で成長を知った。勝つことによって大会への出場機会も増え、たくましくなった。(原中の)松下先生が基本をしっかり教えているから」と喜んだ。
原中ソフトテニス部監督の松下浩司教諭は「基本は攻めのテニス。二人共よく声を出してチームワークがいい」と評価。後衛の岡本君は「相手前衛を見て、空いたコースにパッシングを決める」、前衛の鶴淵君は「サーブレシーブが安定し、ボレーが得意」と、自らの特長を語った。
二人の最大目標は全中出場。全中予選となる九日からの市内大会、二十七日からの県大会、さらに、東海大会に進出して個人(ペア)で七位以内、団体(三ペア)で三位以内にならないと全中出場権は得られない。
沼津からは選ばれることが少ないという県選抜メンバー(八人)には今回、岡本君が入った。
岡本君は高校入学後もテニスを続けたいというが、鶴淵君は未定だという。
【沼朝平成23年7月1日(金)号】