2008年08月11日
阿部誠氏(県東京観光案内所所長)
県東京観光案内所所長:阿部誠(あべまこと)さん
「観光県・静岡の魅力発信」

昭和四十四年に旧国鉄に入り、平成二年、JR東海から分社化したJR東海ツアーズに移った。今年四月、県東京観光案内所を運営する県観光協会に出向し、現職。自宅の沼津市から東京・有楽町まで新幹線で通う日々。五十八歳。
ー首都圏の人たちに静岡を売り込む重要な役割ですね。
「月に一度、レジャー記者クラブや日本旅行記者クラブに出向き、県内で翌月に行われるイベント情報を会見で発表しています。メディアの威力は大きく、貴重な機会ですね。県内の観光情報を集めた冊子も作っていて、各市町にある観光協会との密な連携は欠かせません」
ー手応えはありますか。
「日に百二十人ほど案内所を訪れます。そのうちの二十ー三十人が、、例えば『沼津に行きたいが、どこが観光スポットか』『熱海への交通手段はどれがいいか』と具体的な目的で来てくださいます。人気はやはり伊豆。全体の七割近くが伊豆目当てでしょうか。静岡はとにかく東西に広いですから、中西部の魅力も伝わるように仕掛けたい。そのために自分でもたくさん旅行するように心掛けています」
ー他県では案内所のアンテナショップ化が進んでいます。
「この案内所でも緑茶あめや缶入りおでんを販売しています。うなぎパイや安倍川もちなどの銘菓は問い合わせが多く、今後置いていく予定。ただ、最近は静岡の特産も以前に比べてあちこちで手に入りやすくなりましたから、アンテナショップになる必要はないのではないかと。あくまで観光案内所として勝負していきたいです」
(静新平成20年8月11日「インタビュー」)
「観光県・静岡の魅力発信」

昭和四十四年に旧国鉄に入り、平成二年、JR東海から分社化したJR東海ツアーズに移った。今年四月、県東京観光案内所を運営する県観光協会に出向し、現職。自宅の沼津市から東京・有楽町まで新幹線で通う日々。五十八歳。
ー首都圏の人たちに静岡を売り込む重要な役割ですね。
「月に一度、レジャー記者クラブや日本旅行記者クラブに出向き、県内で翌月に行われるイベント情報を会見で発表しています。メディアの威力は大きく、貴重な機会ですね。県内の観光情報を集めた冊子も作っていて、各市町にある観光協会との密な連携は欠かせません」
ー手応えはありますか。
「日に百二十人ほど案内所を訪れます。そのうちの二十ー三十人が、、例えば『沼津に行きたいが、どこが観光スポットか』『熱海への交通手段はどれがいいか』と具体的な目的で来てくださいます。人気はやはり伊豆。全体の七割近くが伊豆目当てでしょうか。静岡はとにかく東西に広いですから、中西部の魅力も伝わるように仕掛けたい。そのために自分でもたくさん旅行するように心掛けています」
ー他県では案内所のアンテナショップ化が進んでいます。
「この案内所でも緑茶あめや缶入りおでんを販売しています。うなぎパイや安倍川もちなどの銘菓は問い合わせが多く、今後置いていく予定。ただ、最近は静岡の特産も以前に比べてあちこちで手に入りやすくなりましたから、アンテナショップになる必要はないのではないかと。あくまで観光案内所として勝負していきたいです」
(静新平成20年8月11日「インタビュー」)