2018年07月19日
鈴木博子氏
鈴木博子氏
駿東伊豆消防組合 管理者から感謝状
長年、女性防火クラブ会長務めた故鈴木博子さん
駿東伊豆消防本部は、沼津市まどか女性防火クラブ会長を長年務め、今年五月二十八日に七十歳で急死した鈴木博子さん(東椎路)に駿東伊豆消防組合管理者感謝状を贈呈。十七日、寿町の同本部庁舎二階大会議室で贈呈式を開き、同組合管理者の頼重秀一市長が鈴木さんの長男、貴之さん(43)に感謝状を渡した。
鈴木さんは同クラブ発足の翌年、昭和五十七年に入会以来、橋本静子元会長と共にクラブの中心となって活躍し、理事や副会長を歴任。平成十四年に県女性防火クラブ連絡協議会副会長、十六年に橋本元会長の後を受けて会長に就任した。
同クラブでは、消防本部が行う各種防火啓発活動にも積極的に参加し、火災予防週間にちなむ街頭広報や一人暮らし高齢者家庭の防火診断などを担当。初期消火や応急手当ての訓練に取り組み、住宅用火災警報器や救急医療普及のための啓発活動にも尽力。幼年消防クラブの編成式では園児らに紙芝居や人形劇を上演するなど防災教育も行っている。
鈴木さんは長年にわたる功績が認められ、平成二十四年には消防功労者総務大臣表彰を受賞。体調不良などもあって昨年五月に会長を辞任してからも、亡くなる直前まで活動に参加していた。
贈呈式では頼重市長が鈴木前会長の長年にわたる活動実績を挙げながら、「市民に身近な活動を展開してきた」と感謝し、貴之さんに感謝状を贈呈。
また、まどか女性防火クラブの庄司順子会長が「橋本、鈴木両会長の意志を引き継ぎ、市や消防本部の協力を得ながら活動を頑張りたい」と話し、記念品を贈った。
鈴木さんは「感謝状は、母が生前、頑張って活動してきたことの証で、まどかの活動が認められたということ。これから墓前に報告したい」と感謝の言葉を述べ、「母は活動に生きがいを感じていて、午前二時、三時まで資料作りを行い、家族が手伝うこともあった。最期まで活動できて良かったと思う」と振り返った。
【沼朝平成30年7月19日(木)号記事】

駿東伊豆消防組合 管理者から感謝状
長年、女性防火クラブ会長務めた故鈴木博子さん
駿東伊豆消防本部は、沼津市まどか女性防火クラブ会長を長年務め、今年五月二十八日に七十歳で急死した鈴木博子さん(東椎路)に駿東伊豆消防組合管理者感謝状を贈呈。十七日、寿町の同本部庁舎二階大会議室で贈呈式を開き、同組合管理者の頼重秀一市長が鈴木さんの長男、貴之さん(43)に感謝状を渡した。
鈴木さんは同クラブ発足の翌年、昭和五十七年に入会以来、橋本静子元会長と共にクラブの中心となって活躍し、理事や副会長を歴任。平成十四年に県女性防火クラブ連絡協議会副会長、十六年に橋本元会長の後を受けて会長に就任した。
同クラブでは、消防本部が行う各種防火啓発活動にも積極的に参加し、火災予防週間にちなむ街頭広報や一人暮らし高齢者家庭の防火診断などを担当。初期消火や応急手当ての訓練に取り組み、住宅用火災警報器や救急医療普及のための啓発活動にも尽力。幼年消防クラブの編成式では園児らに紙芝居や人形劇を上演するなど防災教育も行っている。
鈴木さんは長年にわたる功績が認められ、平成二十四年には消防功労者総務大臣表彰を受賞。体調不良などもあって昨年五月に会長を辞任してからも、亡くなる直前まで活動に参加していた。
贈呈式では頼重市長が鈴木前会長の長年にわたる活動実績を挙げながら、「市民に身近な活動を展開してきた」と感謝し、貴之さんに感謝状を贈呈。
また、まどか女性防火クラブの庄司順子会長が「橋本、鈴木両会長の意志を引き継ぎ、市や消防本部の協力を得ながら活動を頑張りたい」と話し、記念品を贈った。
鈴木さんは「感謝状は、母が生前、頑張って活動してきたことの証で、まどかの活動が認められたということ。これから墓前に報告したい」と感謝の言葉を述べ、「母は活動に生きがいを感じていて、午前二時、三時まで資料作りを行い、家族が手伝うこともあった。最期まで活動できて良かったと思う」と振り返った。
【沼朝平成30年7月19日(木)号記事】
