2013年02月13日
大川隆久さん(おおかわたかひさ)(沼津市)
日本けん玉協会県支部長として20回目の記念大会を開催した
大川隆久さん(おおかわたかひさ)(沼津市)

県内のけん玉愛好者が技を競う「新春けん玉大会・県けん玉道選手権」の開催を手掛ける。沼津支部、県支部を立ち上げ、20回目の記念大会を地元で開いた。けん玉四段。公認2級指導員。75歳。
ーけん玉と出合ったきっかけは。
「沼津市内で40年前におもちゃ屋を開業し、けん玉を扱い始めた。県内ではそれほど盛んではなかったが、講習や独学で技を磨いて地元で教え始めた。長年普及に関わり、県東部を中心に各地でけん玉文化が根付いてくれた」
ー魅力は。
「何度も練習して技に成功した時の達成感は格別。練習した分だけ結果に表れる。子どもから大人まで誰でもすぐに始められる。互いに教え合ったり、さまざまな年代と交流したりして人間関係づくりもできる」
ー普及に向けた課題は。
「お年寄りも気軽に挑戦できるように働きかけたい。細かな手や体の動きが適度な運動になるし日常生活に活力を与えてくれる」
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長男の英一郎さん(35)はプロのけん玉講師。孫の大和君(4)もけん玉に夢中。
《静新平成25年2月13日(水)「この人」》