2009年12月04日
大木茂氏
農事功績者表彰を受けた
大木茂(おおきしげる)さん(沼津市)

沼津市西浦特産の「寿太郎みかん」が山田寿太郎氏によって開発された1980年代末、西浦柑橘出荷組合長として農家への生産推進に尽力。一大ブランドに押し上げた功績で、大日本農会の緑白綬有功章を受けた。85歳。
ー受章の感想を。
「30年ほど前のことで受章には驚いたが、長い時間をかけて寿太郎ミカンが有名になるまで見てくれた人がいたのだ、とうれしかった」
ーブランド化のきっかけは。
「1972年にミカンが過剰生産に転じ、相場が大暴落したのが始まり。『うまいミカンしか生き残れない』と思った矢先に寿太郎さんのミカンを口にし、迷わず決めた。組合長の権限を駆使して農家に栽培を勧めた反省もあるが、発売後の人気にほっとした」
ー現在の農家に一言。
「専業農家は今、発売当時の4割くらいになっているだろう。大変な状況が続くが、開拓者の精神を忘れず頑張ってほしい。引退した身として温かく見守っている」
◇
「産みの寿太郎、育ての大木」と呼ばれる。 (静新平成21年12月4日「この人」)
大木茂(おおきしげる)さん(沼津市)

沼津市西浦特産の「寿太郎みかん」が山田寿太郎氏によって開発された1980年代末、西浦柑橘出荷組合長として農家への生産推進に尽力。一大ブランドに押し上げた功績で、大日本農会の緑白綬有功章を受けた。85歳。
ー受章の感想を。
「30年ほど前のことで受章には驚いたが、長い時間をかけて寿太郎ミカンが有名になるまで見てくれた人がいたのだ、とうれしかった」
ーブランド化のきっかけは。
「1972年にミカンが過剰生産に転じ、相場が大暴落したのが始まり。『うまいミカンしか生き残れない』と思った矢先に寿太郎さんのミカンを口にし、迷わず決めた。組合長の権限を駆使して農家に栽培を勧めた反省もあるが、発売後の人気にほっとした」
ー現在の農家に一言。
「専業農家は今、発売当時の4割くらいになっているだろう。大変な状況が続くが、開拓者の精神を忘れず頑張ってほしい。引退した身として温かく見守っている」
◇
「産みの寿太郎、育ての大木」と呼ばれる。 (静新平成21年12月4日「この人」)
森田紀(もりたおさむ)さん(沼津市) 全国和菓子協会常任理事 旭日双光章(食料品加工業振興功労)
小笠原一夫氏夫妻
佐野利夫(濱悠人)さん沼津朝日賞受賞
秋の叙勲 柳下福蔵(やぎしたふくぞう)さん (沼津市)
昨年旭日中綬章受章の森川進さん
宇佐見りんさん 第164回芥川龍之介賞を受賞
小笠原一夫氏夫妻
佐野利夫(濱悠人)さん沼津朝日賞受賞
秋の叙勲 柳下福蔵(やぎしたふくぞう)さん (沼津市)
昨年旭日中綬章受章の森川進さん
宇佐見りんさん 第164回芥川龍之介賞を受賞
Posted by パイプ親父 at 19:32│Comments(0)
│受賞