2009年07月10日
千葉兄弟(沼津大岡小)世界V
千葉兄弟(沼津大岡小)世界V
ロボカップサッカー14歳以下
11戦10勝「夢みたい」
自律型ロボットの技術を競う「ロボカップ2009グラーツ世界大会」(オーストリア、1~5日)で、沼津市立大岡小6年の千葉勇真君(11)、同2年の司君(7)の兄弟チーム「くるくるミラクル」とドイツ、台湾の合同チームが、14歳以下のサッカー部門の団体競技で優勝した。チーム個別の戦績は11戦10勝。帰国した2人は9日、同市内の自宅で「夢みたい」と語った。
同部門には各国大会を勝ち抜いた10力国・地域24チームが集った。決勝トーナメント最終戦、1試合目に登場したくるくるミラクルは19対2で相手を下し、優勝に王手をかけた。勇真君は「2試合目で仲間チームが勝ち、優勝が決まった瞬間、うれしさで頭がぼおっとした」と振り返る。
昨年沼津市で開かれた日本大会で初めてロボットに触れた2人は、決勝トーナメント敗退の悔しさをばねに、改良版の新ロボットで今大会に挑んだ。「ミスをしにくいロボットに仕上げたから勝てたと思う」と勇真君。
普段は片時も離れない2人だが、移動時間の長さや食事の影響で司令役の勇真君が体調を崩し、予選を欠場した日があった。司君は「できる限りのことをやろう」と2試一合に臨み、全勝した。審判と身ぶり手ぶりでコミュニケーションを取る姿に、母の真由美さん(36)は「頼もしく、大会を通じて成長しているのが伝わってきた」と目を細めた。
(静新平成21年7月10日(金)朝刊)
ロボカップサッカー14歳以下
11戦10勝「夢みたい」

同部門には各国大会を勝ち抜いた10力国・地域24チームが集った。決勝トーナメント最終戦、1試合目に登場したくるくるミラクルは19対2で相手を下し、優勝に王手をかけた。勇真君は「2試合目で仲間チームが勝ち、優勝が決まった瞬間、うれしさで頭がぼおっとした」と振り返る。
昨年沼津市で開かれた日本大会で初めてロボットに触れた2人は、決勝トーナメント敗退の悔しさをばねに、改良版の新ロボットで今大会に挑んだ。「ミスをしにくいロボットに仕上げたから勝てたと思う」と勇真君。
普段は片時も離れない2人だが、移動時間の長さや食事の影響で司令役の勇真君が体調を崩し、予選を欠場した日があった。司君は「できる限りのことをやろう」と2試一合に臨み、全勝した。審判と身ぶり手ぶりでコミュニケーションを取る姿に、母の真由美さん(36)は「頼もしく、大会を通じて成長しているのが伝わってきた」と目を細めた。
(静新平成21年7月10日(金)朝刊)
Posted by パイプ親父 at 10:11│Comments(0)
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