パイプオヤジ

NPO法人沼津観光協会の会長に就任した
高野貴好（たかのたかよし）さん　(沼津市)


　6月の理事会で選任された。2017年から沼津観光協会理事。沼津市西浦の旅館「オーシャンビユー・フジミ」の代表を務め、内浦・西浦地区の活性化に取り組む。市旅館ホテル組合連合会長。48歳。
　ー会長就任の抱負は。
　「海の美しさや豊富な食材など沼津の良さが浸透し始め、観光客が増えている。もう一度沼津に訪れたいと思うようなおもてなしを行政や各種団体と連携しながら取り組む」
　ー沼津の観光の現状をどう捉えるか。
　「アニメ『ラブライブ!サンシャイン！！』の舞台になったことでファンが多く訪れている。駿河湾と富士山の眺望を求めてサイクリストも増えた。市内の海水浴場は水質も良く、ダイビングなどのマリンレジャーの人気スポット。観光業界は追い風が吹いている」
　ーどのような協会を目指すか。
　「JR沼津駅ビルの観光案内所の機能を強化したい。観光客だけでなく、協会の会員も気軽に立ち寄れる雰囲気をつくっていく。会員との会話から観光活性化のアイデアを生み出していきたい」
　ー将来的に協会として目指す姿は。
　「沼津市の海へのアプローチをより強めたい。観光案内所でマリンレジャーに関する専門的な助言ができる体制にしたい」
　◇
　趣味は野球観戦。
(東部総局・福田雄一)
【静新令和1年7月19日号「この人」】