2011年10月14日
杉浦誠(すぎうらまこと)さん(沼津市)
大臣表彰を受けた熱海所記念病院の院長
杉浦誠(すぎうらまこと)さん(沼津市)

地域の救急医療への長年の貢献で厚生労働大臣表彰を受けた熱海所記念病院の院長。専門は脳神経外科。1998年から現職。富士市出身。62歳。
ー受賞の感想は。
「88年から救急医療に参入し、年間1600件の救急車を受け入れている。医師は13人しかいないが、当直医が専門外の患者も診察するスタンスを貫き、治療を断らずに済んでいる。職員も医者の無理を聞き、積極的に働いてくれている。これだけ努力してきたので、表彰されてうれしい」
―救急医療の課題は。
「(熱海市消防本部の)救急隊との連携強化。うちはスタッフが少ないので一緒に治療をカバーし合う関係が大切。救急隊の(救命活動の)レベルアップも必要だ」
ー受賞を機に、どんな病院を目指したいか。
「うちは『地域と共に歩む開かれた病院』『いつでもかかれる心安らぐ病院』などの理念を掲げている。眼科がないことや夜間の小児科医が不足するなどの課題もあるので、病院機能を向上しながら理念を実践したい」
◇
オペラを歌う。病院でコンサートを開くことも。
(静新平成23年10月14日「この人」)
杉浦誠(すぎうらまこと)さん(沼津市)

地域の救急医療への長年の貢献で厚生労働大臣表彰を受けた熱海所記念病院の院長。専門は脳神経外科。1998年から現職。富士市出身。62歳。
ー受賞の感想は。
「88年から救急医療に参入し、年間1600件の救急車を受け入れている。医師は13人しかいないが、当直医が専門外の患者も診察するスタンスを貫き、治療を断らずに済んでいる。職員も医者の無理を聞き、積極的に働いてくれている。これだけ努力してきたので、表彰されてうれしい」
―救急医療の課題は。
「(熱海市消防本部の)救急隊との連携強化。うちはスタッフが少ないので一緒に治療をカバーし合う関係が大切。救急隊の(救命活動の)レベルアップも必要だ」
ー受賞を機に、どんな病院を目指したいか。
「うちは『地域と共に歩む開かれた病院』『いつでもかかれる心安らぐ病院』などの理念を掲げている。眼科がないことや夜間の小児科医が不足するなどの課題もあるので、病院機能を向上しながら理念を実践したい」
◇
オペラを歌う。病院でコンサートを開くことも。
(静新平成23年10月14日「この人」)