2011年08月25日
後藤磯吉氏死去
後藤磯吉氏死去
はごろもフーズ前会「シーチキン」長生みの親

ツナ缶を「シーチキン」と名付けた、はごろもフーズ(静岡市清水区)前会長で、清水商工会議所(現静岡商工会議所)会頭、日本缶詰協会長などを務めた後藤磯吉(ごとう・いそきち)氏が22日午前4時22分、老衰のため静岡市清水区の病院で死去した。92歳。神戸市出身。自宅は静岡市清水区内。本人の遺志で家族葬を済ませた。9月26日午後0時半から静岡市葵区黒金町56のホテルアソシア静岡でお別れの会が開かれる。喪主は、次男ではごろもフーズ会長、静岡商工会議所会頭の康雄(やすお)氏。
1947年に同社創業者の先代後藤磯吉氏から引き継いで2代目社長に就任した。「シーチキン」やパスタの「ポポロ」など独自のブランドを確立する戦略で業績を拡大し、同社を国内トップの缶詰会社に育て上げた。87年から会長、2007年から顧問。
県選挙管理委員会委員長や県地方港湾審議会長のほか、中小企業振興審議会専門委員、果樹農業振興審議会委員など公職を歴任した。1999年に「清水市名誉市民」となるなど地域の重鎮として活躍しながら、業界の発展に心血を注いできた。
75年に藍綬褒章、89年に勲三等瑞宝章を受章。2009年には県内経営者として初めて埼玉県の「渋沢栄一賞」も受けた。
元気に出社を続けていたが、この初夏ごろから体調を崩していた。後藤はごろもフーズ会長は「亡くなったことは会社の大きな損失。この難局に立ち向かい、故人のためにもさらに会社を発展させたい」とコメントした。
【静新平成23年8月25日(木)朝刊】
はごろもフーズ前会「シーチキン」長生みの親

ツナ缶を「シーチキン」と名付けた、はごろもフーズ(静岡市清水区)前会長で、清水商工会議所(現静岡商工会議所)会頭、日本缶詰協会長などを務めた後藤磯吉(ごとう・いそきち)氏が22日午前4時22分、老衰のため静岡市清水区の病院で死去した。92歳。神戸市出身。自宅は静岡市清水区内。本人の遺志で家族葬を済ませた。9月26日午後0時半から静岡市葵区黒金町56のホテルアソシア静岡でお別れの会が開かれる。喪主は、次男ではごろもフーズ会長、静岡商工会議所会頭の康雄(やすお)氏。
1947年に同社創業者の先代後藤磯吉氏から引き継いで2代目社長に就任した。「シーチキン」やパスタの「ポポロ」など独自のブランドを確立する戦略で業績を拡大し、同社を国内トップの缶詰会社に育て上げた。87年から会長、2007年から顧問。
県選挙管理委員会委員長や県地方港湾審議会長のほか、中小企業振興審議会専門委員、果樹農業振興審議会委員など公職を歴任した。1999年に「清水市名誉市民」となるなど地域の重鎮として活躍しながら、業界の発展に心血を注いできた。
75年に藍綬褒章、89年に勲三等瑞宝章を受章。2009年には県内経営者として初めて埼玉県の「渋沢栄一賞」も受けた。
元気に出社を続けていたが、この初夏ごろから体調を崩していた。後藤はごろもフーズ会長は「亡くなったことは会社の大きな損失。この難局に立ち向かい、故人のためにもさらに会社を発展させたい」とコメントした。
【静新平成23年8月25日(木)朝刊】
Posted by パイプ親父 at 10:03│Comments(0)
│訃報