2009年04月19日

高桑健:完勝

後半底力ライバルに完勝 高桑
2009/04/19(静新webnews)
高桑健:完勝 爆発的なスパートで、100メートル自由形の王者・藤井を置き去りにした。男子200メートル個人メドレー決勝で、高桑健(自衛隊体育学校、日大三島高出)が自身の持つ日本記録を0秒98更新。世界歴代4位となる1分57秒24の好タイムで優勝した。「57秒台は目標だったのでうれしい」と何度もガッツポーズをつくった。
 前日、400メートル個人メドレーで予選、決勝と日本新を連発。が、疲労からか午前の予選は動きが重かった。しかし、決勝では、その不安を見事に吹き飛ばした。「前半が順調で、手応えは悪くなかった」。バタフライ、背泳ぎと苦手にしている前半をスムーズに泳いだ。そして、後半の底力は負けん気の強さだ。高桑は、練習でさえ隣で泳いでいる選手がいるとスピードを上げて抜き去る男だ。
 好勝負を繰り返してきた藤井(コナミ)には、昨年0秒07差で敗れた。高桑は北京五輪で日本記録を樹立して巻き返したが、藤井はリレーで銅メダルを獲得した。「メダルのあるなしでは天と地ほどの差がある」と話すのは、観戦した父・章さん(54)。この悔しさが、高桑のモチベーションとなっている。
 「去年に比べて上半身が全く別人でしょう」と自衛隊体育学校広報の佐野伸寿氏が話す。五輪後には、これまであまりやらなかった筋トレにも積極的に取り組んだ。
 150メートルのターンで、わずか0秒01だったライバルとの差を1秒85に開く完勝劇でローマへの切符を獲得。「勝負にはまだ(自分の)レベルは低い。世界選手権に向けてもう1度強化していきたい」。「トビオ」から世界へ。高桑が決意を新たにした。


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Posted by パイプ親父 at 09:33│Comments(0)素晴らしい
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