2010年07月10日

小針 一芳(こはりかずよし)さん

 沼津税務署管内青色申告会連合会長に就いた
 小針 一芳(こはりかずよし)さん(沼津市)


 祖父から3代続く、造園用竹材販売店を営む。連合会青年部長などを経て5月から現職。61歳。
 ー青色申告会の現状をどうみるか。
 「後継者不足や廃業などによる会員数減少に歯止めをかけるためにも変化が必要。今年は青色申告制度が施行して60年を迎える。これを機に会則などを見直し、時代に合ったものに変えていく」
 ー具体的にどんな活動を考えているか。
 「これまでの業務は税金申告の処理、相談がほとんどだった。これからは、運転資金の調達や事業拡大など、積極的な経営指導にも取り組んでいきたい。10年、20年後
を見据え、会員に求められる組織づくりを目指す」
 ー後継者不足への対応策は。
 「若い人の中には自ら事業を興す人も多い。むしろ、経営難から親が子どもに継がせないというケースが目立つ。経営改善への手助けが後継者不足解消への第一歩になると考えている」
 ◇
演劇鑑賞が趣味。沼津市民劇場に所属し、年数回の公演を楽しむ。
(静新平成22年7月10日「この人」)
  

Posted by パイプ親父 at 09:05Comments(0)人物紹介