2009年01月20日

広瀬裕太さん

広瀬裕太さん(全国高校総体レスリング優勝沼津城北高3年):奨励賞
 努力の成果力強く発揮
 「ここで優勝できなかったらレスリングは終わりにしよう」。そう考えていた昨年夏の全国総体120㌔級で念願の日本一。「自分を信じて努力し続けた成果が出た」と喜ぶとともに、次の舞台でも日本一にーと目標を描くようになった。
 「自分を試せるスポーツ。迫力がすごい」と小学4年で競技を始めた。転機は中学2年の時。両ひざのじん帯を痛めて足に負担をかけられなくなり、徹底的に上半身を鍛えた。結果、「パワーで相手を圧倒するスタイル」を確立できた。昨年春のジュニア五輪120㌔級は準優勝。総体ではジュニア五輪で敗れた村木孝太郎選手(滋賀・栗東高)と決勝戦で再戦。力強さを発揮し、雪辱を果たした。
 高校で指導を受けた沼津城北高の相磯武仁元監督と篠原正樹監督に「体当たりの指導で自分を大きく成長させてくれた」と感謝の言葉を口にする。進学する早稲田大では「技とスピードを磨きたい」とさらなるレベルアップを図る。沼津市西間門、17歳。
(静新平成21年1月20日「受賞者の横顔」)
  

Posted by パイプ親父 at 10:43Comments(0)受賞