2013年11月28日
堤清二氏が死去
堤清二氏が死去 セゾングループ創業者
2013/11/28 12:42(web日経ニュース)
セゾングループ創業者で、辻井喬のペンネームで小説家や詩人としても活躍した堤清二(つつみ・せいじ)氏が25日午前2時5分、死去した。86歳だった。お別れの会を行うが、日取りなどは未定。
東京都出身。1951年東京大卒。当時衆院議長だった父で西武グループ創業者の堤康次郎氏の秘書を務めた後、54年西武百貨店に入社した。
64年、康次郎氏の死去に伴い、西武百貨店など西武グループの流通部門を継承。70年に異母弟の義明氏が率いるグループ本体から独立して西武流通グループ(のちのセゾングループ)を立ち上げた。
「生活総合産業」を旗印に積極的な拡大路線をとり、西武百貨店池袋店を売上高で百貨店日本一に導くとともに、セゾングループを小売業や金融、ホテル経営、不動産開発など100社以上を傘下に収める企業グループに成長させた。
一方、辻井喬のペンネームで小説や詩も多数発表。91年のセゾングループ代表辞任後は精力的に作家活動を行い、詩集「群青、わが黙示」で93年に高見順賞、小説「虹の岬」で94年に谷崎潤一郎賞、「父の肖像」で04年に野間文芸賞を受賞した。98~2000年、日本経済新聞朝刊に小説「風の生涯」を連載。美術館開設など文化事業にも力を入れた。
2013/11/28 12:42(web日経ニュース)
セゾングループ創業者で、辻井喬のペンネームで小説家や詩人としても活躍した堤清二(つつみ・せいじ)氏が25日午前2時5分、死去した。86歳だった。お別れの会を行うが、日取りなどは未定。
東京都出身。1951年東京大卒。当時衆院議長だった父で西武グループ創業者の堤康次郎氏の秘書を務めた後、54年西武百貨店に入社した。
64年、康次郎氏の死去に伴い、西武百貨店など西武グループの流通部門を継承。70年に異母弟の義明氏が率いるグループ本体から独立して西武流通グループ(のちのセゾングループ)を立ち上げた。
「生活総合産業」を旗印に積極的な拡大路線をとり、西武百貨店池袋店を売上高で百貨店日本一に導くとともに、セゾングループを小売業や金融、ホテル経営、不動産開発など100社以上を傘下に収める企業グループに成長させた。
一方、辻井喬のペンネームで小説や詩も多数発表。91年のセゾングループ代表辞任後は精力的に作家活動を行い、詩集「群青、わが黙示」で93年に高見順賞、小説「虹の岬」で94年に谷崎潤一郎賞、「父の肖像」で04年に野間文芸賞を受賞した。98~2000年、日本経済新聞朝刊に小説「風の生涯」を連載。美術館開設など文化事業にも力を入れた。
Posted by パイプ親父 at 13:18│Comments(0)
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