2012年11月28日

 門池小:内藤晴菜さん

小中学生科学研究奨励賞④
 小学校の部優良賞 門池小3年内藤晴菜さん
 「アゲハチョウ、クロアゲハのちがいについて」
 門池小:内藤晴菜さん
 門池小三年の内藤晴菜さんは、「アゲハチョウ、クロアゲハのちがいについて」と題する研究で優良賞を受賞した。
 「自分でもここまでいくとは思わなかったのでびっくりしています」と受賞の驚きを語る内藤さんは、昆虫好き。現在もカブトムシの幼虫を飼育していて、虫は違和感なく触れるが、「ナメクジは無理」だという。
 自宅庭の柑橘類の木にクロアゲハが産卵しに来たのを見たことがきっかけで始まった今回の研究では、アゲハチョウとクロアゲハの、それぞれの成育状況について、卵から成虫になるまでを毎日観察し、その違いを分析した。
 幼虫時の体の色の違いについて記録したほか、幼虫が放つ臭いについても比較し、「クロアゲハのほうが臭い」との結論に至った。
 研究の開始は六月。庭で卵を採取し、それから夏休みまで観察が続いた。その間、内藤さんは岐阜県の祖母宅に滞在することもあったが、その際も幼虫を虫カゴに入れて観察を継続した。
 今回の研究で心残りだったのは、クロアゲハの羽化の瞬間を見られなかったこと。よそ見をしていた一瞬の隙の出来事だったという。
 クロアゲハに関する研究は今後も続けたいと考えていて、来年はサナギの色について詳しく観察することを構想する。
 理科が好きだという内藤さん。家ではカブトムシの幼虫のほかにハムスター、メダカ、エビを飼育。下校時には、道すがら見かけた木に目を留めて眺めることもあるという。
《沼朝平成24年11月28日(水)号》


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Posted by パイプ親父 at 04:21│Comments(0)受賞
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