2011年08月03日

沼工高ボート部大塚圭宏君

大塚圭宏君 全日本初挑戦で”切符”
沼工高ボート部大塚圭宏君
 沼津工業高ボート部の大塚圭宏(3年)が4~7日、イギリス・イートンで開催される世界ジュニア選手権に出場する。U-19世代のトップが集った6月の全日本ジュニア選手権・男子シングルスカル(2000㍍)で県勢初の優勝。全国大会初出場の「無名選手」(大塚)が一躍、日本一と代表入りを勝ち取った。
 4日からイギリス
 世界選手権はジュニア世代最高峰の国際大会で、ロンドン五輪と同じ会場で開催される。大塚は4人乗りの「かじなしクオドルプル」に出場予定。同種目のレース経験はなく、「他のクルーと息を合わせ、力を発揮できるかが鍵」と調整に余念がない。
 高校から競技を始めた大塚。県内では常に上位を争うが、全国の舞台には恵まれなかった。昨年の県高校総体は0・3秒差の2位で敗退。出場予定だった今春の全国高校選抜大会は、東日本大震災のため中止となった。
 しかし、昨年の冬に参加した全国高体連の強化合宿でトップ選手との練習を重ね、手応えを感じていた。さらに、力みのない新フォームを作り上げたことで、持ち前のパワーが十分に発揮され、後半の伸びと精神的な余裕につながったという。
 全日本ジュニアは未経験の2000㍍レースだったが、序盤にリードし、他選手の動きに合わせる余裕のレース運びで予選通過。代表入りを懸けた準決勝を終盤の逆転で突破すると、決勝では1500㍍時点でトップから3秒離されながら、ゴール寸前で差し切る底力も見せつけた。
 入部当初は「県の上位になれればいい」くらいの気持ちだったという大塚。世界大会に向け「ボートに出合えてよかった。支えてくれた人たちのためにも上位入賞を狙いたい」と力を込めた。ボート部顧問の河口義治教諭は「負けず嫌いで、見えないところで努力してきた結果」と活躍を喜んだ。
(静新平成23年8月2日夕刊)


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Posted by パイプ親父 at 18:31│Comments(0)素晴らしい
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