2012年11月28日

土井宣博氏(どいのぶひろ)(51)

 雅心苑社長
 土井宣博氏(どいのぶひろ)(51)
土井宣博氏(どいのぶひろ)(51)
 地元の素材で菓子作り
 ー製菓の現場から見た東部の強みは。
 「身近に魅力的な素材が多くあること。長泉の四ツ溝柿、箱根西麓のサツマイモ、イチゴの紅ほっぺ、西浦の寿太郎ミカンなどは一例。それら素材を旬に使い、お客さんに喜んで食べてもらうことを常に考えている。企画、素材調達、製造、販売のすべてが菓子屋の仕事。地域の食材を知ることはその第一歩といえる」
 ー菓子作りで心掛けていることは。
 「消費者が求める食の安全のために素材を厳選している。砂糖は北海道のビート糖、小麦粉は国産品、小豆は100%北海道産という具合だ。これに地域の素材を組み合わせ、安心して召し上がってもらえる製品を作っている。スイーツのさまざまな楽しみ方を提案することも意識している。先日も通販サイトを通じて宝石箱をイメージしたロールケーキのセットを発売した」
 ー沼津の活性化への提案は。
 「沼津港の活気をみると、中心街にもっと元気がほしい。商業者が通販に活路を求めるにしても、足元の商いがきっちりしていないといけない。三島・沼津を同じ県東部エリアの中核ととらえ、連携しながら発展していくのが理想形だ。沼津は暮らしやすい街だが、やはり同時に、人が集い、交流する街でありたい。個人的には文化的施設、美術館などの充実を望む」
 【雅心苑】観光土産菓子製造卸の土井製菓が一般消費者向けの和洋菓子直売店として設立し、1989年に分社した。沼津、三島、御殿場市で洋菓子専門店を含め5店舗展開する。従業員55人。沼津市足高292の23。
《静新平成24年11月28日(水)「熱き地域人」》


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Posted by パイプ親父 at 08:59│Comments(0)熱き人たち
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