2008年04月07日

植松聖陽(沼津工高)君

第28回県民レガッタ:男子は植松V
 静岡新聞社・静岡放送杯争奪第28回県民レガッタ兼県高校総体1次予選(県ボート協会など主催)は最終日の6日、浜松市天竜ボート場(レース距離2000㍍)で、シングルスカル、ダブルスカル、かじ付きクオドルプルの男女決勝などを行った。男子シングルスカルは植松聖陽(沼津工高)、女子シングルスカルは小沢実央(浜松湖南高)が優勝した。総合優勝は、男子は沼津東高、女子は浜松湖南高だった。

圧巻のロングスパート・植松
植松聖陽(沼津工高)君
 ○…男子シングルスカル決勝。「レースが終わったら救急車で運ばれてもいいから、すべての力を出し切ろう」。全国高校選抜4位の実績を持つ植松聖陽(沼津工高)は心を決めた。
 最大のライバルは、予選で苦杯をなめさせられた江藤(静岡大)。周囲の予想通り、中間の千㍍地点では江藤がトップを奪い、植松は栗山(浜松湖南高)と競り合いながら3番手で通過した。
 植松が真骨頂を発揮したのはここからだ。ラスト五百㍍でギアを入れ替える。力強くピッチを上げ、江藤を猛追する。スタミナ切れの相手を終盤につかまえる得意のレース運びー。
 「気力だけだった。苦しかったけれど、全部の力を出すことだけ考えた」。圧巻のロングスパートで最後の最後に先頭に立ち、堂々と勝ちどきを上げた。
 「信じられない。江藤さんには勝てないと思っていたので、同じ高校生だけを標的にしていた」
 昨年は車との接触事故やアキレスけん痛などが続き、不本意なシーズンを送った。しかし、今シーズンはすでに全国選抜で4位入賞を果たし、この日も優勝候補筆頭だった大学生を破り、県の頂点に立った。
 「心肺機能が強い。力はまだまだだが、鍛えていけばもっと伸びていくと思う」と河口義治顧問は言う。夏に向けて周囲の期待はさらに高まった。
(静新平成20年4月7日(月)朝刊)


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Posted by パイプ親父 at 10:53│Comments(0)人物紹介
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