2011年01月26日
山本辰美氏
西武沼津店長
山本辰美(やまもとたつみ)氏(57)
地域と店の共生目指す
ー中心市街地の中核店舗として、街の現況をどう見るか。
「10年前と比べれば集客力は落ちた。買い物のお客さまが郊外へと向かう傾向は確かにある。だが、手をこまねいているわけではない。中心市街地の良さを磨き、楽しく人が集う街に。専門サービスなど百貨店らしさを追求し、誰もが訪れたくなる店に。そんな取り組みは進行し、可能性も成果も見えてきた。この街にはまだまだ力がある」
ー西武沼津店はどんな試みをしているか。
「毎月25、26日の朝市や同25日~月末の銘菓販売会は地元の農業者や菓子店に出店いただいている。定番化で認知度が上がり、街を訪れる人も増えた。地域の皆さんと一緒に共生していく店でありたい。そのために、われわれの側からお客さまや地域の取引先、商店街、サークルなどに近づいていくことが大事」
ー沼津駅周辺が活性化するのに何が必要か。
「ソフト面で言えば、商店街、行政、大型店が一体となった取り組みが街を盛り上げる。昨年12月の鍋フェスタは好例だった。わくわくする仕掛け作りに当店も協力する、ハード面では公共交通機関があるという強みを一層生かすこと。車がなくても過ごせる街はきっと見直される。沼津駅の南北の連絡を良くし、街に一体感と広がりを持たせることも急務。凛(りん)として輝く街であるために」
【西武沼津店】1957年、西武百貨店の最初の地方店としてJR沼津駅南口で開業。71年に道路を挟んだ南側に新館が完成し、増床した。県東部で唯一の百貨店。従業員は650人。沼津市大手町。
(静新平成23年1月26日「熱き地域人」)
山本辰美(やまもとたつみ)氏(57)
地域と店の共生目指す
ー中心市街地の中核店舗として、街の現況をどう見るか。
「10年前と比べれば集客力は落ちた。買い物のお客さまが郊外へと向かう傾向は確かにある。だが、手をこまねいているわけではない。中心市街地の良さを磨き、楽しく人が集う街に。専門サービスなど百貨店らしさを追求し、誰もが訪れたくなる店に。そんな取り組みは進行し、可能性も成果も見えてきた。この街にはまだまだ力がある」
ー西武沼津店はどんな試みをしているか。
「毎月25、26日の朝市や同25日~月末の銘菓販売会は地元の農業者や菓子店に出店いただいている。定番化で認知度が上がり、街を訪れる人も増えた。地域の皆さんと一緒に共生していく店でありたい。そのために、われわれの側からお客さまや地域の取引先、商店街、サークルなどに近づいていくことが大事」
ー沼津駅周辺が活性化するのに何が必要か。
「ソフト面で言えば、商店街、行政、大型店が一体となった取り組みが街を盛り上げる。昨年12月の鍋フェスタは好例だった。わくわくする仕掛け作りに当店も協力する、ハード面では公共交通機関があるという強みを一層生かすこと。車がなくても過ごせる街はきっと見直される。沼津駅の南北の連絡を良くし、街に一体感と広がりを持たせることも急務。凛(りん)として輝く街であるために」
【西武沼津店】1957年、西武百貨店の最初の地方店としてJR沼津駅南口で開業。71年に道路を挟んだ南側に新館が完成し、増床した。県東部で唯一の百貨店。従業員は650人。沼津市大手町。
(静新平成23年1月26日「熱き地域人」)
Posted by パイプ親父 at 14:56│Comments(0)
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