2010年08月04日
大塩秀樹(おおしおひでき)氏
きせがわ自動車学校社長
大塩秀樹(おおしおひでき)氏(48)
地域交通安全にも貢献
ー業界の現況をどう見るか。
「少子高齢化が深刻。普通免許取得の対象となる18歳の人口は毎年2~3%ずつ減り続け、1991年ごろをピークに生徒は減少の一途をたどっている。加えて、県東部は大学が少ない。自動車学校にとって高卒時と夏休みなどの長期休暇中が書き入れ時だが、毎年一定の生徒数が確保できるわけではない。時代の傾向と地域性の二つの問題がある」
ー力を入れていることは。
「幼稚園の交通安全教室や高校の自転車講習のほか、企業の社員向けの運転講習や高齢者講習などで、免許取得を目的とした本来の学校の機能だけでなく、交通ルールや乗り物への関心を高めてもらうことも大切。地域の交通安全の核として、地元に根差すことは使命だと感じている。長年続いている『自転車まつり』などのイベントを通じて、地域との交流も深めていきたい」
ー県東部地域の活性化のために必要なことは。
「若者が集まる地域づくりをして地域を活気づかせることが急務。医科系大学の誘致は、県東部の新しい魅力の一つになると注目している。かつて県東部で商業や観光の旗頭だった沼津市が、その魅力を失いつつあるのは残念。コンベンションセンターの建設は沼津市のランドマークになりうる。大いに期待している」
【きせがわ自動車学校】1960年創業で今年創立50周年を迎えた。県公安委員会の公認取得は62年。指導員22人を含め従業員は35人。年間約1200人が入校し、高齢者講習は約1600人が受講する。沼津市大岡。
(静新平成22年8月4日「熱き地域人」)
大塩秀樹(おおしおひでき)氏(48)
地域交通安全にも貢献
ー業界の現況をどう見るか。
「少子高齢化が深刻。普通免許取得の対象となる18歳の人口は毎年2~3%ずつ減り続け、1991年ごろをピークに生徒は減少の一途をたどっている。加えて、県東部は大学が少ない。自動車学校にとって高卒時と夏休みなどの長期休暇中が書き入れ時だが、毎年一定の生徒数が確保できるわけではない。時代の傾向と地域性の二つの問題がある」
ー力を入れていることは。
「幼稚園の交通安全教室や高校の自転車講習のほか、企業の社員向けの運転講習や高齢者講習などで、免許取得を目的とした本来の学校の機能だけでなく、交通ルールや乗り物への関心を高めてもらうことも大切。地域の交通安全の核として、地元に根差すことは使命だと感じている。長年続いている『自転車まつり』などのイベントを通じて、地域との交流も深めていきたい」
ー県東部地域の活性化のために必要なことは。
「若者が集まる地域づくりをして地域を活気づかせることが急務。医科系大学の誘致は、県東部の新しい魅力の一つになると注目している。かつて県東部で商業や観光の旗頭だった沼津市が、その魅力を失いつつあるのは残念。コンベンションセンターの建設は沼津市のランドマークになりうる。大いに期待している」
【きせがわ自動車学校】1960年創業で今年創立50周年を迎えた。県公安委員会の公認取得は62年。指導員22人を含め従業員は35人。年間約1200人が入校し、高齢者講習は約1600人が受講する。沼津市大岡。
(静新平成22年8月4日「熱き地域人」)
Posted by パイプ親父 at 09:56│Comments(0)
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