2010年04月03日

道下和幸氏(みちしたかずゆき)

 沼津東急ホテル総支配人
 道下和幸氏(みちしたかずゆき)(49)
 開港1周年へ連携強化

道下和幸氏(みちしたかずゆき) ー県東部地域の観光振興のためにどんな取り組みをしていますか。
 「家族や友人同士のきずなが強い土地柄の沼津市のホテルとして、"地域密着"をモットーにしている。県外客を主とする宿泊だけでなく、地元住民を対象にした結婚式、宴会、展示会などに力を入れている。映画のロケ誘致や地元のイベントなどを積極的に行うことで、新しい交流が生まれ、県外からも呼び込むことができる」
 ー静岡空港開港の効果は。
 「県東部のファルマバレーに注目していた台湾や韓国、イランなどの外国人客が増えた。これまで少なかった九州からの宿泊客も多く、効果を実感している。観光業に携わる個々の事業者が空港に関連した新しいアイデアを出しているが、全体のまとまりは弱い。6月の開港1周年に向け、行政には、観光業や流通業が一丸となれるよう働きかけてほしい」
 ー東部地域の観光業を取り巻く環境をどう見ていますか。
 「富士山や海、温泉などの資源のほか、豊富な食物がある。首都圏から近く、伸びしろが期待される健康・医療分野の研究も進められ、県東部は一つ一つを見ると、魅力的な素材がたくさんある。単発のキャンペーンでなく総合的にpRできれば、経済効果は高くなるはず。訪れる人の多様性に合わせたサービスの向上を追求したい」
 【沼津東急ホテル】1997年開業。客室は136室で、宴会場やレストラン、チャペルを備える。利用客の8割以上をビジネス客が占める。従業員は100人。沼津而上土町。
(静新平成22年3月31日「熱き地域人」)


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Posted by パイプ親父 at 15:59│Comments(0)熱き人たち
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