2009年09月02日
勝又寛治(かつまたひろはる)氏(38)
沼広代表取締役
勝又寛治(かつまたひろはる)氏(38)
沼津港を観光の"核"に
ー広告業界の状況を聞かせてください。
「独自の切り口を持った広告が求められる時代になった。不況になると企業はまず広告を見直しの対象とする。昨今の経済不況で昨年11月ごろからは小額の広告も打ち切るようになった。一方で5年前までは看板、ポスターが中心だったが、現在はインターネットの地域サイトやラッピングバスが出てくるなど広告の多様化が進んだ。広告代理店は得意分野で差別化を図るようになり、ビジネスチャンスが広がった」
ー地域の活性化には何が必要だと思いますか。
「観光客は他県との取り合いになるので市町単位ではなく、ある程度の組織での取り組みが必要。沼津市は伊豆縦貫道が完成すると観光客が東名高速から直接伊豆に渡ってしまい、伊豆の玄関口としての利点を失ってしまう可能性がある。周辺地区と連携し、例えば知名度のある沼津港を観光ルートに組み込んでもらうような工夫がほしい」
ー県東部の合併について考えを聞かせてください。
「観光関連のPRの面からも合併は必要と考える。各自が独立独歩でPRするより、全体で連携してPRした方が予算も効果も効率が良い。広告業界は新商品が開発しやすい雰囲気にあるので、多様な媒体を使って顧客をインターネットに誘導するクロスメディアの手法を活用するなどして県東部を全国に発信する土台作りが求められる」
【沼広】前身の沼津広告社として1954年創業。新聞、雑誌のほか鉄道、バスなど交通広告の企画提案などを手掛ける。社員17人。沼津市宮前町。
(静新平成21年9月2日「熱き地域人」)
勝又寛治(かつまたひろはる)氏(38)
沼津港を観光の"核"に
ー広告業界の状況を聞かせてください。
「独自の切り口を持った広告が求められる時代になった。不況になると企業はまず広告を見直しの対象とする。昨今の経済不況で昨年11月ごろからは小額の広告も打ち切るようになった。一方で5年前までは看板、ポスターが中心だったが、現在はインターネットの地域サイトやラッピングバスが出てくるなど広告の多様化が進んだ。広告代理店は得意分野で差別化を図るようになり、ビジネスチャンスが広がった」
ー地域の活性化には何が必要だと思いますか。
「観光客は他県との取り合いになるので市町単位ではなく、ある程度の組織での取り組みが必要。沼津市は伊豆縦貫道が完成すると観光客が東名高速から直接伊豆に渡ってしまい、伊豆の玄関口としての利点を失ってしまう可能性がある。周辺地区と連携し、例えば知名度のある沼津港を観光ルートに組み込んでもらうような工夫がほしい」
ー県東部の合併について考えを聞かせてください。
「観光関連のPRの面からも合併は必要と考える。各自が独立独歩でPRするより、全体で連携してPRした方が予算も効果も効率が良い。広告業界は新商品が開発しやすい雰囲気にあるので、多様な媒体を使って顧客をインターネットに誘導するクロスメディアの手法を活用するなどして県東部を全国に発信する土台作りが求められる」
【沼広】前身の沼津広告社として1954年創業。新聞、雑誌のほか鉄道、バスなど交通広告の企画提案などを手掛ける。社員17人。沼津市宮前町。
(静新平成21年9月2日「熱き地域人」)
Posted by パイプ親父 at 09:50│Comments(0)
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