2009年08月26日

室伏勝宏氏

みしまプラザホテル社長
 室伏勝宏(むろふしかつひろ)氏(64)
 ブランドカ」丸で磨け
室伏勝宏氏 ー東部の活性化に必要なものは何でしょうか。
 「広域的な視点がもっと必要。観光地が競い合うのは大いに結構だが、自分たちだけが潤えば良いという発想では、結局はじり貧になるのでは。伊豆のブランドカを個々が利用するだけでなく、みんなで磨き合うべき。オール伊豆の観光事業を増やし、発信することもその一つ。静岡空港が開港した今、富士箱根伊豆が連携し一つのエリアとしてアピールすることはより重要になっている」
 ー地域と一体になったホテル経営を実践する中で感じることは。
 「ギャラリー運営やコンサートなどの文化発信、子育て応援のための『ママ講座』などに取り組んでいる。地域のために何ができるかを考え、実践することとホテルの魅力アップは同一線上。地域と永続的な接点を持つことは責任感につながるし、そこから学ぶことはおもてなしの質を高める」
 ー東駿河湾環状道路が沼津から三島まで開通した利点をどう考えますか。
 「東名沼津インターから三島までの時間が短縮され、箱根の西の玄関口として三島塚原インターが誕生した意味は大きい。塚原インターは中心街にも近く、箱根と三島の観光連携の促進も期待できる。これらの点をもっと外部にアピールし、関東圏だけでなく関西方面からの誘客も意識するべき」
 【みしまプラザホテル】東海道三島宿の脇本陣を引き継ぎ「菱屋旅館」として1889年に創業。1974年、「みしまプラザホテル」にリニューアルした。宿泊は30室で、館内には彫刻家高田博厚の作品プロムナードもある。従業員は約100人。三島市本町。
(静新平成21年8月26日(水)「熱き地域人」)


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Posted by パイプ親父 at 09:58│Comments(0)熱き人たち
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