2009年06月14日

市消費者研究会会長 小野久代さん

市消費者研究会会長 小野久代さん
市消費者研究会会長 小野久代さん 城井前会長の後を受け 当面は従前の活動を継続
 市消費者研究会は、このほど開いた総会で役員を改選。今年一月十四日に亡くなった城井不二子会長の後任として、会長代行を務めていた小野久代さん(76)=千本緑町=が二代目会長に就任した。
 城井会長は昭和四十五年に同研究会を組織し、会員と共に食品の安全性や洗剤の安全と環境汚染問題などについて研究し、独自の調査活動と課題解決のための実践を行った。
 小野さんは三十年程前に城井さんに誘われて会員となり、二十年程前に副会長に就任。仲間と共に城井さんをサポートしてきたが、城井さんの死去を受け、会長代行を務めていた。
 小野さんは、「これまではカリスマ性のあった城井さんの下で、ただ安心してついていけば良かったが、活動を継続させていくために頑張りたい」と話し、当面は、これまでの活動を継続していく。
 無添加の安全な加工食品や無農薬野菜などの共同購入については、「自分達が欲しい安全な食品を業者や農家に提供してもらい購入してきた。消費者が、安全な食品を作る生産者を保護する視点も大事で、共同購入だけでなく、安全な食品を各所で紹介して販路拡大にも協力し、信頼関係を築き、互いに支え合ってきた」とし、これまで同様に続けていく考え。
 食用廃油から作られた粉石けん「ぬまづせっけん」の販売は、川口久江副会長の自宅(沼北町二の一四の一三)で毎週水曜日を中心に販売日を設けて継続していく。
 「食用廃油を回収して粉石けんを作り、洗濯などに使う環境保護活動は私達の活動の原点。今は業者が独自に廃油を回収して作っているが、今後も普及を目指していきたい」と語る。
 一方、活動の一環で、県生活学校連絡協議会の一学級として構成する「松の実生活学校」の活動について、「子どもから、お年寄りまでエコ生活の普及促進を図り、特に、幼稚園や保育園の園児には、楽しむ中で環境教育を考えてもらうために製作した、すごろくゲームやカード、紙芝居、人形劇を積極的に使い、できる範囲の活動を続けていきたい」とし、幼稚園や保育園から要望があれば、出向いて行き、環境教育を実践する。
 小野さんは「まずは今まで続けてきたことを継続し、新たな活動は、それから。来年には設立四十周年を迎えるので、記念行事も計画していきたい」と話している。
 共同購入や同協会に関する問い合わせは小野さん(電話九六三ー七〇一二)、ぬまづせっけんについての問い合わせは川口さん(電話九二二ー一四七六)。
(沼朝平成21年6月14日(日)号)


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Posted by パイプ親父 at 10:28│Comments(0)人物紹介
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