2009年04月29日

 望月保身(もちづきやすみ)氏(74)

望月法律事務所長 望月保身(もちづきやすみ)氏(74)
 望月保身(もちづきやすみ)氏(74) 【望月法律事務所】民事事件を中心に手掛けている。所長の望月氏は昭和38年に県弁護士会に入会し、同41年に事務所を開設。平成元年に県弁護士会長、日本弁護士連合会常務理事を務めた。沼津市白銀町。

 裁判員制度教育に期待
 
ー県東部の合併についての考えを聞かせてください。
 「合併を積極的に考えたことはない。『合併、合併』という言葉はよく聞くが、合併後のビジョンが伝わってこないからだ。合併して一緒になったとき、どのような街になるのかが見えない。むしろ沼津や三島、富士はそれぞれ特色ある都市。合併により効率化は図れるかもしれないが、それが地域の活性化につながるとはあまり考えない」
 ー沼津の魅力はどこにあると思いますか。
 「山あり海あり食材も豊か。富士山を市内各所で望むことができ、そういった『天然の恵み』は全国でも指折りの地域ではないか。住みやすさも屈指だろう。しかし、最近は若い人が少ないという印象を持つ。人口が減れば活性化もない。若い人たちを呼び込むためには大学や専門学校、職業訓練施設などの充実が必要と思う。市営住宅を提供するのもいい」
 ー間もなく始まる裁判員制度はどのような効果を生みますか。
 「これまで多くの人は裁判所や法律を敬遠しがちだった。だが、日常生活では法律とのかかわりを避けては通れない。裁判員制度の導入は、法律への理解が広がるきっかけになる。判決に市民感覚が反映されるという点でもよいと思う。制度開始を機に、子どもたちに裁判をより身近に考えてもらうための教育が進むことを期待する」
(静新平成21年4月29日「熱き地域人」)


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Posted by パイプ親父 at 18:28│Comments(0)熱き人たち
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